キーボードを中心に、コスパの高いパソコン周辺機器を多数販売しているiCleverから、iPad専用のキーボードカバーが発売されたので、早速購入して使ってみました。

無印iPadでも使えるトラックパッド付きのキーボードカバーはApple純正ではないからめっちゃ貴重です。



アップルペンシルの収納スペースもあるよ。
iPad ProはApple純正のトラックパッド付きMagic Keyboardがありますが、無印のiPadにはApple純正のトラックパッド付きキーボードはありません。



ロジクールからCombo Touchというタッチパッド付きキーボードが出てますが、約2万円と結構高い・・・。英字配列だし・・・。



IC-BK25は無印iPad以外にも10.5インチのProやAirにも対応してるよ。
無印iPad 10.2インチ:第7世代(A2197 / A2198 / A2200)
第8世代(A2270/ A2428 / A2429 / A2430)
第9世代(A2602/A2603/A2604/A2605)
iPad Pro 10.5インチ:(A1701 / A1709 / A1852)
iPad Air 3 10.5インチ:(A2152 / A2153 / A2154 / A2123)







ちなみに私は、根っからのiPadにはキーボード使いたい派なので、Apple純正のsmartKeyboardや折りたたみ式のトラックパッドキーボードなんかも持ってるので、それとの比較になります。
IC-BK25レビュー
IC-BK25は色々なモデルのiPadに対応していますが、今回私が使っているのは無印の第7世代iPadになります。他のモデルでも使いやすさは変わらないと思うので、参考になればと思います。
スペック
重量 | 631g |
バッテリー容量 | 380mAh |
使用可能時間 | 1日2時間使用で60日間 |
トラックパッドサイズ | 横9センチ・縦6センチ |
キーボード | パンタグラフ式 |
キーボード配列 | US配列 |
IC-BK25のデザインチェック


iPadOSが誕生後、iPadでもトラックパッドが使えるようになり、パソコン的な使い方が出来るようになったiPad。
IC-BK25には、横9センチ縦6センチのトラックパッドが搭載されているので、iPadをタッチしなくても操作することが可能になっています。


IC-BK25にはアップルペンシルが収納できるスペースがあります。



アップルペンシルも純正ではなく、サードパーティ製の安いやつですが、収納スペースが柔軟性のあるシリコンなので、よっぽど太いとかじゃければ収納出来ると思います・・・。




カバー背面には、スタンドが搭載されているのでPCライクで使うことが可能。
iPad専用設計のカバータイプキーボードなので、iPadの電源ボタンや音量ボタンなどの部分のくり抜きも完璧に空いています。
もちろんiPadカバーなので、iPadの保護もしてくれます。作りはかなりがっちりしているので、保護性能は高そうです。
タイピングはストロークもキーピッチも十分!


値段が値段なので、期待していなかったんですがタイピングはかなりしやすい部類に入ると思います。パンタグラフ式なのでそこまで深くないストロークですが、打刻感はしっかりあります。
普段はsmart Keyboardを使うことが多いんですが、使ったことがある人は分かると思いますがストロークがなくペコペコした感触で、人によってはすごい違和感があると思います。


IC-BK25はしっかりとした沈み込みがあり、MacBookやMac用のMagic Keyboardに近い感覚でタイピングすることが出来ます。


キーピッチも2mmと広く、コンパクトに特化した折りたたみキーボードなどに比べると、タイピングミスが少なく文字を打つことが出来ます。



打刻音は安っぽいけど、意外と静かなのも好印象


ファンクションキーも搭載されているので、画面を暗くしたり音量を調整したりする場合でもiPad本体を操作せずにキーボード上で出来るのは便利です。
トラックパッドの操作性はスムーズ


IC-BK25最大の特徴は、トラックパッド(タッチパッド)が搭載されているという点ですが、これが意外と使いやすく出来ているので、iPadをPCライクに使う時にはありがたい感じです。


トラックパッドのサイズも、横が9センチ縦が6センチと十分な大きさが確保されているので、操作性がよく出来ています。
キーボード配列はUS・・・だけど使いやすい
無印のiPadでも使えるトラックパッド付きキーボードカバーということで、IC-BK25が発売されると同時に飛びついて購入してしまいましたが、届いてからキーボード配列がUSと気付きがっかりしました・・・。



・・・・が!英数とかなボタンは設置してくれてた!
私の持っている折り畳み式の「Bookey touch」というキーボードは、US配列で英数・かなの切り替えボタンが設置されていないので、日本語と英語の切り替えをするにはctrlとスペースボタンを同時押しする必要があり、正直なところかなりめんどくさいです・・・。



まぁそもそもBookey touchはiPad専用ではないので・・しょうがないですけど・・・。


IC-BK25はUS配列ですが、英数とかなの切り替えボタンが付いているので、英語と日本語の切り替えが簡単!これならUS配列でも使いやすいのでOK!
IC-BK25のいまいちポイント
IC-BK25を実際に使って、いまいちと感じたポイントもあるので紹介していきたいと思います。
iPadと合わせると1キロ超え・・・


トラックパッド付きのキーボードタイプのカバーなので、どうしても重量が重くなってしまうのはしょうが無いですが、IC-BK25単体でも重さが631gとかなり重量級。


私が使っているiPad第7世代の重さが495gなので合計1,126gと1キロを軽くオーバー・・・。
MacBook Airが1,290gなので、ノートパソコンに迫る重さになってしまいます。もちろんタブレットとパソコンでは使い方が違うので、単純に比較は出来ませんが、ノートパソコン並の重量になるのはちょっと重いと感じます。
タブレットとしての機能性が落ちる


IC-BK25はiPadをはめ込んで使うタイプのカバーケースですが、キーボード部分とカバー部分の切り離しが出来ません。
キーボード側を折り返して、そのままタブレットとして使うことはあまり想定している作りではなく、重さも1キロを超えているので実用的とは言えません。
smart Keyboardの場合はワンタッチでiPadと分離させることも出来るし、裏返して付けたまま使うとしても薄いので使いやすくなっています。



トラックパッドは付いていないので、単純な比較は出来ないですけどね〜。



タブレットとして使うには、IC-BK25から一回一回取り外さないと難しいかも・・・。
IC-BK25レビューまとめ
私はブログを書いたりすることが多いので、iPadにもsmart Keyboardや折りたたみ式のキーボードを一緒に持ち歩くことが多かったんですが、ちょっとした文章ならともかく、ガッツリと長い文章を書く時は結局MacBook Proを持ち歩いていました。
今回のIC-BK25があれば、MacBook Proを持ち歩かなくても、iPadだけで長い文章を書く時でもいけそうだと感じています。
ロジクールのComboTouchは英字配列(英数・かな切り替えボタンも非搭載)で約2万円と高額なので、3,500円でトラックパッドもアップルペンシル収納があるキーボード、これは有りでしょう!


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