iPadシリーズはiPad Pro・iPadAir・iPad・iPad miniと、4シリーズ出ていますが、iPad miniは4シリーズの中で唯一純正のキーボードが出ていませんでした。
今回紹介する「Brydge7.9Wireless Bluetooth Keyboard」も厳密に言うと純正ではないんですが、Apple公式で販売されている唯一のiPad mini(4と5)用のキーボードになります。
iPad miniで快適に使えるキーボードがあれば、ちょっとした作業にノートパソコンを持ち歩く必要がなく身軽に外出が可能になりますよ!
Brydge7.9 Wireless Bluetooth Keyboard for iPad mini(第5世代)のレビュー
まずはBrydge7.9 Wireless Bluetooth Keyboard for iPad mini(第5世代)(長いので以下Brydge7.9)の特徴から紹介したいと思います。
Brydge7.9はiPad mini向けのキーボードで唯一日本語に対応したキーボードで、Apple公式で販売されているだけあって、パッケージにも「日本語レイアウト」としっかり表記されています。
値段が11,800円とこのクラスのキーボードにしては高めな設定ですが、アルミニウム素材で出来ているので、安っぽさはなくクオリティが高いので納得のお値段。
充電端子がMicroUSBな点はちょっと残念。iPad miniの充電端子はLightningなので、ここは統一してもらいたかったです。
キーボードの上部に付いている受けにiPad miniを挟むこむだけでOK
挟んでいるだけですが、しっかりとグリップされているのでiPad miniだけを持ってもキーボードが外れることはありません。
ちなみにですが、iPad miniの画面には保護ガラスを貼ってあるので少し厚くなっていますが、問題なく装着出来ました。
MacBookminiが出たんじゃないかと思うほど、完成度が高くかっこいい見た目です。
開閉度は185度くらい。水平以上に開閉する事ができます。
[su_row][su_column size=”1/2″ center=”no” class=””]
畳んだ状態で見ると、ヒンジ部分が若干目立ちますがこれは許容範囲なのではないでしょうか?
キーボード背面は、ゴムが付いているのでタイピングする時も動かないように工夫されています。
キーボードには3段階調整が出来るライトも付いているので暗い場所でもタイピングも可能
Brydge7.9単体の重さは332.5グラム
iPad mini5が331.5グラムなので、装着した時の合計は664.5グラムになります。ノートパソコンはどんなに軽いものでも1キロ近くはあるので、比較するとかなり軽い部類に入ります。
Brydge7.9はiOSのバッテリー管理機能が組み込まれているので、満充電から最大で12ヶ月駆動するという超ロングバッテリー。年に一回しか充電しないっていうのはすごくないですか?!
iPad min用で唯一の日本語配列キーボード
Brydge7.9の最大のポイントは、なんといっても日本語配列(JIS)に対応しているキーボードという点です。
Brydge7.9の場合には、日本語配列なだけではなく、iPad mini向けに最適化されているキーボードで、上部にはMacを使っている人にはおなじみのショートカットキーがすべてではないですがあるので、ワンタッチで画面の明るやさ音量の調整が可能になっています。
タイピングの感触はキーストロークが深く打ち込み感はありますが、キーピッチが狭いので慣れるまではミスタイプは多いと思いますが、慣れてくるとかなりの速度で文字を打ち込んでいくことは可能です。
他のiPad mini用キーボードと比較
Brydge7.9を使いだす前は、折りたたみ可能な「Bookey touch」というキーボードを使っていたんですが、これはこれでタッチパッドも付いているモデルだったので便利だったんですが、「?」や「@」を入力したいときには右上にあるボタンを押すなど、日本語入力に最適化はされていません。
▼このFnボタンを押して切り替える必要が・・・・
対してBrydge7.9の場合は、何度も言いますが日本語配列になっている日本語を入力する人向けになっているキーボードです。単純にタイピングのしやすさで言えば明らかにBrydge7.9の方が打ちやすいです。
Bookey touchの場合には、iPad miniと別に持ち歩く必要があるのと、iPad miniを立て掛けるためのケースが必要になります。コンパクトではあるものの持ち運びを考えるとかさばってしまいます。
Brydge7.9の不満点
Brydge7.9は純正のようなデザインと質感、iPad miniで唯一の日本語配列に対応した希少なキーボードですが、実際に使ってみて気になった点もいくつかります。
①トラックパッド非搭載
iPadOSになってから、iPadはトラックパッドも使えるよになったので、iPad Proのマジックキーボードにはトラックパッドが搭載されました。
iPad mini用の小型なキーボードにトラックパッドを搭載するのは、なかなか難しい話かもしれませんが、やはりタイピングをしていてちょっとした操作をしたい時でも一々画面をタッチしないといけないのは、正直少し面倒くさいです。
荷物が増えても良いという人は、トラックパッドを別に購入するのも一つの手だと思います。
もしくは、なるべくもちあるく荷物を減らしたい人には、Apple Pencilを使うのもおすすめです。少ない動作で画面を操作する事が可能です。
②Brydge7.9を付けるとカバーが付けられない。
Brydge7.9は他のiPad用のキーボードのように、本体の保護ケースとしての役割はありません。
Brydge7.9はヒンジ部分が大きく、iPad miniにはケースが付けられない設計になっています。
古いケースを引っ張り出してきたので黄ばんでます。汚くて申し訳ないです。
大雑把な性格なので雑ですが、丁寧に切り抜けばキレイにハマるはず!
iPad mini用キーボードならBrydge7.9一択
Amazonや楽天を見ると、iPad mini用のキーボードは沢山種類がありますが、全て日本語配列には対応していないので、スムーズに打てない記号もあります。
Brydge7.9は純正ではないものの、Apple公式で販売されるほどクオリティが高く一体感も抜群です。
カラーはグレイ・シルバー・ゴールドとiPad miniの3色に合わせて販売用意されているので、自分のiPad miniに合わせて選択する事が可能です。
iPad miniをいつも持ち歩いているなら、セットでBrydge7.9があれば持ち歩ける小型PCですよ!
コメント