SIMを2枚入れることが出来るデュアルSIM対応のスマホは、2つの番号を同時に使えるだけではなく、データ通信量が安いデータ専用SIMと組み合わせる事で月額料金を安くする事も出来るので、電話番号が1つしかない人でもおすすめです。
デュアルSIMのスマートフォンは海外製の中心に、SIMフリーモデルや格安SIMから販売されているモデルなど多くなってきていますが、更におサイフケータイ搭載のモデルとなると数が限られています。
今回は、デュアルSIMでおサイフケータイ搭載の貴重な5つのスマホを比較しながら紹介していきます。
おサイフケータイ・デュアルSIM対応5つのスマホ
デュアルSIMスマホとおサフケータイの両方が使えるスマホの種類は多くありませんが、2020年の現時点で人気の5つを紹介したいと思います。
- iPhoneSE(第2世代)
- OPPO Reno3 A
- OPPO Reno A
- AQUOS SENSE3
- AQUOS sense3 Plus
厳密にいうと、iPhoneSEに搭載されているのはおサイフケータイではなくApple Payになりますが、スマホで決済が出来るという括りで今回紹介していきます。
iPhoneの場合にはSEだけではなく、iPhoneXs以降のモデルはデュアルSIMとApple Pay両方搭載していますが、今回は一番コスパの良いiPhoneSEをチョイスしてみました。
①【Apple】 iPhoneSE(第2世代)
iPhoneSEは5万円以下とiPhoneの中ではかなり価格が安くなっていますが、iPhone11シリーズに搭載されているのと同じプロセッサーA13 Bionicを搭載しているので、処理速度に関してはトップレベルの性能を誇っています。
iPhoneSE 詳細スペック | |
発売日 | 2020年4月24日 |
OS | iOS |
画面サイズ | 4.7インチ |
本体サイズ |
138×67.3×7.3 mm
|
重さ | 148グラム |
バッテリー | 非公開 |
RAM/ROM |
3GB/64・128・256GB
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CPU | A13 Bionic |
アウトカメラ/インカメラ | 1200万/700万 |
simサイズ | nano・eSIM |
防水・防塵 | IP67 |
生体認証 | 指紋認証 |
対応LTEバンド |
FDD‑LTE1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/17/18/
19/20/21/25/26/28/29/30/32/66 TD‑LTE34/38/39/40/41/42/46/48 ドコモ◯ au◯ ソフトバンク◯楽天◯ |
iPhoneの場合には物理SIMとeSIMの組み合わせだったので、今まで実用性がいまいちでしたが、楽天モバイルがeSIMに対応したことで一気に実用的に!
楽天モバイルは1年間月額料金無料キャンペーン中なので、iPhoneでデュアルSIMにしたいなら契約しないと損です。
iPhoneの場合には、多くのバンドに対応しているのでどこの通信会社のSIMでも対応しています。(キャリアで購入した場合にはSIMロック解除が必要)
iPhoneSEを含めたiPhoneのデュアルSIMはnanoSIMが一枚と、eSIMという組み合わせになっています。
現在eSIMで音声通話に対応しているのは楽天モバイルだけになるので、iPhoneSEで電話番号が2個(両方とも通話する)必要な場合には、eSIMに関しては楽天モバイル一択になっています。
通話が必要なく、データ専用eSIMでも構わないのであればiijmioからもeSIMが提供されています。
②【OPPO】 Reno3 A
おサイフケータイや防水機能を搭載したスマートフォンを多く販売し、日本市場を強く意識しているOPPOから発売された最新スマートフォン。
Reno3 A 詳細スペック | |
発売日 | 2020年6月25日 |
OS |
colorOS 7.1(Android10)
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画面サイズ | 6.44インチ |
本体サイズ |
160.9×74.1×8.2 mm
|
重さ | 175グラム |
バッテリー | 4,025mAh |
RAM/ROM | 6GB/128GB |
CPU | snapdragon 665 |
アウトカメラ/インカメラ |
4800万+800万+200万+200/1600万
|
simサイズ | nano×2 |
防水・防塵 | IPX8/IP6X |
生体認証 |
指紋認証・顔認証
|
対応LTEバンド |
DD-LTE:1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28
TD-LTE:38 /39/40/41 |
デュアルSIM・おサイフケータイ・防水防塵・全キャリア対応・6.44インチの大画面・4眼カメラ・指紋認証・顔認証・4,000mAh大容量バッテリー。
これだけの機能が付いて3万円台で購入出来るスマートフォン!
通信会社の契約無しでも3万円台で購入出来るコスパの高いモデルですが、格安SIMとセットで購入すると2万円台で購入する事が出来ます。
2万円台で買えるスマートフォンでこれだけ機能が豊富なモデルは少ないので、今からスマートフォンの買い替えを考える人にはおすすめですよ。
③【OPPO】Reno A
Reno A 詳細スペック | |
発売日 | 2019年10月18日 |
OS | Android9.0 |
画面サイズ | 6.4インチ |
本体サイズ |
158.4×75.4×7.8 mm
|
重さ | 169.5グラム |
バッテリー | 3,600mAh |
RAM/ROM | 6GB/64GB |
CPU |
snapdragon 710
|
アウトカメラ/インカメラ
|
1600万+200万/2500万
|
simサイズ | nano |
防水・防塵 | IPX7/IP6X |
生体認証 |
指紋認証・顔認証
|
対応LTEバンド |
1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/
26/28/32/34/38/39/40/41 ドコモ◯ au◯ ソフトバンク◯ 楽天◯
|
中国メーカーの「OPPO」が販売しているスマホ。おサイフケータイ・防水・防塵はもちろん。ディスプレイ指紋認証など最新技術にも対応しているスマホです。
最大の特徴は2500万画素のインカメラ。アウトカメラよりも画素数が高く自撮りをきれいに撮りたい人にはおすすめのスマホです。
後継機的なポジションでReno3 Aが発売されましたが、実はスペック的にはReno Aの方が上で、ゲームなどをする場合にはReno3 Aよりもサクサクプレイする事が出来ます。
カメラに関しては、1600万画素のReno Aと4800万画素のReno3 Aで差がありますが、両方使っている私からすると、そこまで差を感じません。
Reno Aの方が安く手に入るので、こっちを選ぶのも全然あり!
④【SHARP】AQUOS sense3 SH-M12
AQUOS sense3 SH-M12 詳細スペック | |
発売日 | 2019年11月27日 |
OS | Android9.0 |
画面サイズ | 5.5インチ |
本体サイズ |
147×70×8.9 mm
|
重さ | 167グラム |
バッテリー | 4,000mAh |
RAM/ROM | 4GB/64GB |
CPU |
snapdragon 630
|
アウトカメラ/インカメラ |
1200万+1200万/800万
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simサイズ | nano |
防水・防塵 |
IPX5/IPX8/IP6X/MIL19項目
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生体認証 |
指紋認証・顔認証
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対応LTEバンド |
1/3/5/8/12/17/18/19/28/41
ドコモ◯ au◯ ソフトバンク◯ 楽天◯
|
5.5インチの手頃なサイズに、おサイフケータイ・防水・防塵・デュアルカメラと必要な機能を全て埋め込んだSHARP製のスマートフォンです。
SHARP独自の省電力IGZOディスプレイを採用しており、4,000mAhの大容量バッテリーとの組み合わせでロングライフバッテリーを実現。
⑤【SHARP】AQUOS sense3 plus SH-M11
AQUOS sense3 plus SH-M11 詳細スペック | |
発売日 | 2019年12月25日 |
OS | Android9.0 |
画面サイズ | 6インチ |
本体サイズ |
160×75×8.7 mm
|
重さ | 175グラム |
バッテリー | 4,000mAh |
RAM/ROM | 6GB/128GB |
CPU |
snapdragon 636
|
アウトカメラ/インカメラ
|
1220万+1310万/800万
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simサイズ | nano |
防水・防塵 |
IPX5/IPX8/IP6X/
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生体認証 |
指紋認証・顔認証
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対応LTEバンド |
1/2/3/4/5/8/12/17/18/19/28/41
ドコモ◯ au◯ ソフトバンク◯ 楽天◯
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AQUOS sense3と同じくシャープ製のスマートフォン。AQUOS sense3よりもCPU・RAM・ROMの性能が良くなっているのと、画面サイズが6インチと大型かしているのがポイント。
AQUOS sense3と同じくIGZOディスプレイを搭載しているので、バッテリーの持ちが良いスマホです。
デュアルsimおすすめの組み合わせは?【データ無制限】
デュアルSIMスマホを使うのは、2つの番号を1つのスマホで使えるようになるだけではありません。
電話番号は1つだけでもデュアルSIMスマホを使うメリットがあります。
通常は電話番号を契約している通信会社でデータ通信をしている人が多いと思いますが、音声通話機能が無くデータ通信専用のSIMを提供している会社があります。
データ通信専用SIMの場合には、音声通話+データ通信の両方を提供している会社よりも料金が安く、使用するデータ容量によっては音声通話とデータ通信を別に契約した方がお得に使うことが出来るんです。
例えば、OCNモバイルONEの場合、音声通話+1GBのデータ通信という最小プランの場合には、最安月額1,180円で使うことが出来ますが、20GBのデータ容量の場合には月額4,200円の料金がかかってしまいます。
OCNモバイルONEで音声通話の1GBプランを契約し、もう1回線をデータ通信専用のSIMを提供している「フジワイファイ」で契約した場合には20GBで2,100円から利用可能。
OCNモバイルONEで音声+データ通信量20GBプランが4,400円なのに対して、OCN最安プランの1GBプラン1,100円+フジワイファイ20GB2,100円=3,300円になります。
他にも100GBが3,380円で使える「Chat WiFi」などもあるので、大量のデータ通信を行いたい人は、音声通話SIMとデータ通信専用のSIMを別々に契約したほうが絶対にお得に使えます。
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