極小スマホでスマッシュヒットしたjelly proの後継機としてデビューしたAtom!
「防水」「防塵」「バッテリー容量の増加」「日本でも使えるデュアルシム」などjelly proの不満点を見事にクリアして来ました!jelly proと比較しながらレビューしていきたいと思います!
Atomの外観をチェック
jelly proに比べてゴツくなったAtomはまるでG-SHOCKの様な外観!
防水防塵のタフネススマホへと進化しました!まずは外観からチェックして行きたいと思います。
同梱物は
- 本体
- 充電アダプター
- type-Cケーブル
- 説明書
- SIMピン
- ストラップ
- 液晶フィルム
jelly proの場合には、ケースを使用しないとストラップを付けることが出来なかったんですが
Atomの場合には本体にストラップホールが付いているので、付属しているストラップをケースいらずで付ける事が出来ます。
▼正面からの写真、G-SHOCKのようなタフネスな外観
▼裏側は滑ってスマホを落とさない様にエンボス加工されている
▼上部 最近のスマホに少なくなってきたイヤホンジャックも装備
▼右側面 左から充電口・PTTボタン・電源ボタン
(PTTボタンはプッシュ・ツー・トークボタンの事。このボタンを使ってトランシーバーのような使い方が出来る。好きなアプリの起動ボタンとしても割り当てることが出来る。)
▼左側面 左からボリューム下げ・上げ・simスロットル
▼下部 ストラップホール
▼SIMカードはデュアルシムに対応。なおMicroSDカードには非対応
▼一般的な男性サイズの手のひらにもすっぽりと収まる極小サイズ
極小スマホ!Atomはここが進化!スペックを確認
jelly proの弱点を補いつつ進化したAtomのスペックを確認していきたいと思います。
Atom | jelly pro | |
価格 | 29,399円 | 13,799円 |
カラー | ブラック |
ブラック/ブルー/ホワイト
|
simサイズ | nano×2(DSDV) | nano×2(DSDS) |
OS | android8.1 | android8.1 |
重量 | 108グラム | 60グラム |
サイズ | 96×45×18 mm | 92.4×43×13 mm |
ディスプレイサイズ | 2.45インチ(ゴリラガラス) | 2.45インチ |
CPU | オクタコア 2GHz | クアッドコア1.4GHz |
RAM | 4GB | 2GB |
ROM | 64GB | 16GB |
アウトカメラ | 1600万画素 | 800万画素 |
インカメラ | 800万画素 | 200万画素 |
充電端子 | type-C | MicroUSB |
防水 | ◯ | ☓ |
防塵 | ◯ | ☓ |
バッテリー容量 | 2000mAh | 950mAh |
認証方式 | 指紋・顔 | 顔 |
後継機なので当然ながらほぼ全ての面でjelly proよりもAtomが上回っています。
jelly proを持っている私からすると、DSDV対応・ゴリラガラス・バッテリー容量の増加・指紋認証が特にありがたいポイント。
RAMが4GB、CPUもオクタコアの2GHzなので、動作もサクサク動きます。日常的な使い方で不便を感じる場面はなさそうです。
重さに関しては、ごついタフネススマホになったので、jelly proに比べると40グラム重くなっています。
重くなっていると言っても108グラムなのでポケットに入れても重いと感じる事はありません。
Atomはデュアルsim対応のシムフリースマホ!
jelly proもsimが2枚入るデュアルsimだったんですが、2つ目のsimスロットは日本国内に対応していない2G専用だったので、日本国内でデュアルsimスマホとして使う事が出来ませんでした。
デュアルsimとは、異なる2つの回線を1台のスマホで使える機能の事。
つまり、仕事用とプライベート用の2つの電話番号をAtom1台で発着信する事が可能です。もちろん、発信時にどちらの番号から発信するかなども設定する事も出来ます。
Atomは、4G+4GのDSDVに対応しているので日本国内でも2枚のsimを同時に使えるデュアルsimに対応しています。
つまり、2回線を同時に使えるので、通話専用のsimはドコモ、データ専用のsimは安く使える格安シムなんて使い方が出来ちゃうんです!ちなみにsimサイズはnanoサイズ。
俺のおすすめ格安シムの組み合わせは、500円でLINE通話し放題になるLINEモバイルYou Tubeなど動画見放題プランがあるBIGLOBEモバイルの2つ。
これでトータル月額2,500円で動画も見放題、LINE通話し放題のスマホが完成。
Atomは国内の3大キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)の回線に対応しているので、どこの携帯通信会社のsimを入れても使えます。
格安simもドコモ・ソフトバンク・auのいずれかの電波回線を借りてサービス提供をしているので、どこの格安simでもAtomは対応しています。
シムフリースマホなので、シムロック解除など特別な操作が必要なく使うことが可能です。
Atomのバッテリーは2,000mAhに!
バッテリーの容量に関しては、なんと倍以上に!jelly proは正直メインスマホとして使うにはバッテリー容量の少なさがネックでした。
例え何も操作をしなくても1日持つかどうかだったので、Atomのバッテリー容量が2,000mAhになったのは大きなポイント!(jelly proは950mAh)
なお、jelly proはバッテリーが交換できましたが、Atomは一体型になっているので自分でバッテリーを交換する事は出来なくなっています。
Atomは指紋認証に対応!
jelly proの画面ロックにはPINコードの入力や、パターン入力が必須でしたが(android8.1にアップデート後は顔認証も可能)
Atomに関しては指紋認証が付いているので、画面ロック解除が手軽に出来るようになりました。
もちろんAtomでも顔認証によるロック解除は可能ですが、マスクなどをしていると解除出来ないので指紋認証が付いてのは嬉しいポイント!
Atomのバッテリー持ちはどのくらい?
jelly proに比べてバッテリー容量が倍以上の2,000mAhになったとは言え、一般のスマホに比べれば容量が小さいのは間違いない!
どのくらいバッテリーが持つのか実験してみました!
何もしない待機状態のバッテリー消費量は?
スマホは待機状態でもバッテリーを消費するもの!jelly proとAtom共に4時間まったくいじらない状態でのバッテリー消耗度をチェックしてみました。
Atom | jelly pro | |
4時間待機状態 | 4%消費 | 18%消費 |
待機状態4時間で18%のバッテリーを消費したjelly proは単純計算になりますが、何もいじらない状態でも24時間ギリギリもつかどうかでした。
Atomは待機状態なら4日間は持つ計算になります。
バッテリー容量の差だけではなく、うまくチューニングされている感じですね。
Atomなら充電環境がない場所で泊まる場合などでも使用頻度を少なくすればバッテリー切れは避けられそうです。
10分間電話した時のバッテリー消費量
音声通話を10分間した時のバッテリー消費量を計測してみました。
Atom | jelly pro | |
10分間電話 | 2%消費 | 6%消費 |
10分間動画を見た時のバッテリー消費量
動画を見るには画面サイズが小さいですが、洋画などで字幕がある場合を除き意外に快適に見ることが出来ます。
動画再生はバッテリーの消費量も大きいので実際に計測してみました。
Atom | jelly pro | |
10分間動画再生 | 2%消費 | 6%消費 |
いろんな場面でのバッテリー消費量を実験してみましたが、jelly pro最大ネックポイントだったバッテリー容量の少なさはAtomになってだいぶ解消されたと言える結果になりました。
バッテリーがない環境で1日でかけても家に帰るまでは充電切れする事はないと思います。
Atomはブログやウェブ閲覧も余裕
2.45インチのディスプレイサイズの割に、ウェブ閲覧やブログを見る時でも意外と見やすい。
▼ブログの閲覧余裕です。普通に読みやすい。
▼地図アプリも引っかかることなくサクサク表示
▼マンガは・・・・他の端末で読みましょう・・・。
▼パズドラをやってる方もいるんですね・・・。難しそう笑
Unihertz Atom
パズドラぐらいなら普通に出来る! pic.twitter.com/7gXUDL1CXi— sk (@sksanD5) 2019年1月30日
Atomはテザリング時の使用も優秀!
外出時に、パソコンやタブレットでインターネットするために、スマホのテザリング機能を使ってWiFi接続した事がある人も多いんじゃないでしょうか?
Atomのテザリング機能を使ってタブレットでYou Tubeやウェブサイトを見てみましたが、サクサク見ることが出来ました。
私がテザリングに使ったのは、BIGLOBEモバイルのsimですが、Atomに挿す通信業者によって動画再生の快適度などが変わるので注意して下さいね。
Atomのカメラ性能は?
Atomのカメラはアウトカメラ1600万画素・インカメラ800万画素ですが、実際にアウトカメラで撮影してみました。
普通には見れるけど・・・綺麗!って言う感じではない写真が撮れました。
このサイズのスマホに高画質の写真を求めてる人はいないと思いますが、まったく使い物にならないカメラという訳ではありません。
実際に使ってみて感じたデメリット
jelly proの進化版がAtomですが、実際に使ってみて不満を感じる部分もいくつかあったので、紹介したいと思います。
画面サイズが小さい。
これは理解して購入を検討していると思いますが、実際に使ってみると文字が小さくストレスを感じることもあると思います。
動画でも紹介した通り、文字をフリック入力する場合には想像よりもミスタイプも少なく、快適に出来ると思いますが、大画面スマホに比べると当たり前ですが見やすいとは言えません。老眼の人にはおすすめしません。
指紋認証の精度が悪い
マスクや眼鏡の有無でロック解除がされない顔認証を私はあまり好きになれないので、Atomに指紋認証が搭載されたのは嬉しいですが、思ったよりも精度が悪く何度が指を置き直さないといけない事がありました。
一発で解除されない時のストレスは結構なもの。ここはデメリットと感じました。
タフネス感が丸出し過ぎなデザイン
この手のデザインは好き嫌いが分かれると思います。女性が使っていてもかっこいいと思いますが、jelly proのシンプルなデザインに比べてごついスマホが苦手な人にはデザイン面でおすすめできません。私は好きですけどね!頑丈で手荒に扱っても平気なスマホ。
極小スマホのAtomまとめ!
何度も言いますが、jelly proから進化した部分で一番良かったポイントはバッテリー容量の増加!
これで1日使えるスマホになったので、メインスマホとして充分使うことが可能になりました!モバイルバッテリー持ち歩くの面倒くさいですしね・・・!
- バッテリーが1日持つ
- デュアルシムで2回線同時に使える
- 防水・防振
- 男ゴゴロをくすぐるごついスマホ!
- 動作もサクサクでメインスマホとしても充分使える
- 2.45インチの極小スマホ!
Atomのポイントをまとめるとこんなところになると思います。結論として俺はおすすめ!他にこんなスマホはないですからね!
jelly proに比べると、実用性が高くなりましたが充電場所に困らないような人であれば、jelly proも現役で使うのに全く問題ありません。おすすめできます。
Atomはamazonで購入可能!
Atomはamazonで購入する事が可能です。Unihertzが公式にamazonで販売しています。
jelly proの時はUnihertzも予想しない売れ行きで、転売屋がプレミア価格で販売している時期もありました。
Atomに関しては最初からある程度の数を用意してくれたので、現在も通常価格で購入することが可能ですよ!
Atom公式のアクセサリーグッズのアームバンド・クリップ・バイクマウントもamazonで販売しています。
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