知る人ぞ知る小さいスマホのunihertz社のAtomを使ってテザリングをした場合には、何時間バッテリーが持つのか?
Atomはモバイルルーター代わりに使えるスマホですよ!
Atomでテザリングが何時間出来るのか検証してみた。
Atomは極小ボディに2,000mAhのバッテリーを搭載したsimフリースマホです。
デュアルsim対応のスマホなので、1枚のsimでテザリングしても良し、2枚目にデータ通信専用のsimを契約しても良し!非常に便利なスマホです。
▼Atomはsimが2枚入るデュアルsim対応のスマホ
私がガジェット好きという事もあって、普段はMacBook Proとスマホ2台とモバイルルーターを持ち歩いています。
荷物が多い・・・・・そこで思いついたのが「Atomってモバイルルーターの代わりにならないかな?」という事!
テザリングが出来るのはわかっていましたが、実際にAtomでテザリングをした場合に何時間くらい使えるのか?検証してみました!
そもそも、テザリングとはスマホを親機として、パソコンやタブレットなどの通信契約をしていない機器にWiFiを提供する機能です。
つまり、今まで外出中にモバイルルーターを持ち歩いていた人も、スマホのテザリングを使えばモバイルルーターを使わずにパソコンなどをWiFiに接続する事が出来るということ!
Atomにモバイルルーターの代わりをやってもらおうと思います!
▼Atomでスピードテスト。通信速度は文句無し!
▼Atomからテザリング接続しているスマホ(Galaxy s9)で計測!ちょっと遅くなったけど、文句無しの速度
▼Atomでテザリング接続しているMacBook Proで計測!上がり下りともOK!
スマホでテザリングを行う場合は、スマホ本体の性能よりも契約しているsimの会社の通信速度が重要になってくるので、通信速度が遅い格安simなどと契約している場合には、当然テザリング時の通信速度も遅くなります。
バッテリーが100%→0%になるまで、Atomでテザリング!
Atomを100%の満タン充電時からバッテリーが0%になるまで何時間持つかという簡単な実験。
▼今回の検証でテザリング接続しているのは、スマホ2台とMacBook Pro1台の合計3台
バッテリー消費量検証中は、ウェブサイトの閲覧・you tube鑑賞・WordPressで記事書き、テザリング接続中のMacBook ProでLINE通話30分程度の使用頻度
Atom本体は、メールの着信程度しか使わない状態だったので、ほぼテザリングでのバッテリー消耗度だけを計測になります。
バッテリー残量 | 経過時間 |
90% | 52分 |
80% | 1時間44分 |
70% | 2時間36分 |
60% | 3時間40分 |
50% | 4時間30分 |
40% | 5時間30分 |
30% | 6時間28分 |
20% | 7時間22分 |
10% | 8時間32分 |
0% | 9時間57分 |
Atom自体を触ることが少なかったとは言え10時間テザリングを使うことが出来ました。
一般的なモバイルルーターでも10時間バッテリーが持てば長い部類に入るので、モバイルルーターと考えた場合には十分優秀なバッテリー駆動時間です。
Atomのテザリングに使える格安simはどれ?
Atomのテザリング用にsimを選ぶには、まずAtomの対応しているバンドである必要があります。
Atom対応バンド
FDD-LTE: Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B
TDD-LTE: Band 34/38/39/40/41
CDMA2000: BC0/BC1
GSM: Band 2/3/5/8
WCDMA: Band 1/2/4/5/8
TDSCDMA: Band 34/39
大手3社対応バンド
ドコモ 1/3/19/21/28/42
ソフトバンク 1/3/8/11/28/41/42
au 1/11/18/26/28/41/42
記号を並べるとややこしいんですが、Atomは大手3社のバンドに対応しているので、使うことが可能です。
日本の格安simはも全て、ドコモ・ソフトバンク・au系のいずれかの回線を利用しているので、Atomで使うことが可能です。
ただし、ドコモ以外のソフトバンク・au回線は、本家本元のテザリングオプションが無料ではないので、どの格安simでも必ずテザリングが出来るというわけではありません。
テザリングに使用するスマホによっても出来る出来ない場合があり、マイナーなスマホであるAtomは格安sim各社も動作確認はしていません。
エンタメフリーが熱いBIGLOBEモバイル【タイプD】
インターネットプロバイダーの老舗、BIGLOBEがサービス提供しているBIGLOBEモバイルは、月額400円で使えるキャンペーンもやっている激安の格安sim!
中でもおすすめなのが、エンタメフリー・オプションと言われるプラン。
月額480円を支払えば以下のサービスが、データ通信量がカウントされず使い放題になります。
you tube/AbemaTV/U-NEXT/you tubekids/Google play music/you tube Music/Apple Music/Spotify/AWA/Amazon Music/LINE MUSIC/radiko.jp/らじる★らじる/dヒッツ/RecMusic/dマガジン/dブック/Facebook Messenger
音声通話sim契約で同時に申し込みをすれば3ヶ月無料キャンペーンもやっているので、現在かなりお得に使えるsimです。
Atomはデュアルsim対応のスマホですが、BIGLOBEモバイルであれば通話用とデータ通信用に分けなくても、使いたいサービスがエンタメフリー・オプション対象なのであれば、お得に使う事が可能です。
私がテザリングでエンタメフリー・オプション対象になったのはドコモ回線を使ったタイプDです。au回線を使ったタイプAに関しては未確認です。
大容量の高速データ通信が可能なFUJI wifi
フジワイファイは、一般的な格安simとは違い音声通話のサービスがなく、データ通信のみを提供している会社で、ソフトバンク回線を利用したポケットWiFi/simプランがあります。
simだけのプランを利用した場合には、ソフトバンクのsimが送られてくるので、それをAtomに入れてテザリングをする事が出来ます。
公式サイトでは「テザリングオプションの用意はないが、使える場合もある」程度に書かれていましたが、Atomでは使うことが出来ました。
- 20GB〜200GBまでの4プランから選択可
- 契約しばりが無いのでいつでも解約可能
- 格安simよりも通信速度が速い&安定
一番容量が少ないプランが20GBのプランですが、月額料金は2,400円です。
本家のソフトバンクの場合には5GBで通話5分間オプションを付けた場合で1年目7,980円。2年目は8,980円になるので・・・・高額。
例えばBIGLOBEモバイル+フジワイファイなら、BIGLOBE1GB+通話10分かけ放題で2,230円、フジワイファイ20GB2,400円の合計4,630円になります。
Atomはモバイルルーターの代わりにおすすめ!
という事でAtomでテザリングが何時間できるかの実験でしたが、10時間出来るという事になりました。
- デュアルsimに対応していること
- 本体が小さく持ち運びに適していること
この2つだけでもAtomをモバイルルーターとして使うのは有りだと思います。
今回のテストでは、Atomはテザリング専用マシーン的な使い方をしていたので、これだけの時間が持ちましたが、メインスマホとして使いながらであれば当然バッテリーが持つ時間も短くなると思います。
しかし、テザリングを1時間前後してもバッテリーの消耗は10%程度と考えれば、モバイルルーターの代わりとして使うことも十分可能なのではないでしょうか?
スマホの機能が付いたモバイルルーターと考えればかなり有能な端末じゃないでしょうか
以上Atomテザリング時間検証でした!
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