楽天モバイルは昔から格安SIM回線として存在していましたが、2020年4月8日よりドコモ・ソフトバンク・auに続く第4のキャリアとしてサービスを開始しました。
- 今までの楽天モバイルと、4月8日から始まった楽天モバイルの違いは何?
- 新しい楽天モバイルのサービス内容は?
- 結局いくらかかって、どのくらいお得なの?
- どうすれば使えるようになるの?
そんな疑問がある方へ、今回誰でも分かるように新しい楽天モバイルのサービス内容を説明していきたいと思います。
【結論】新しい楽天モバイルはとりあえず契約しておくべき
まず、結論からお伝えすると楽天モバイルを契約していない人は今すぐ契約する事をおすすめします。
- 1年間月額料金が無料
- 事務手数料3,300円も全額ポイントで還元(楽天ポイント)
- データ通信が無制限(楽天エリア)
- 電話が無料でかけ放題
- 海外66カ国でも無料で使える
- オンラインでの契約で3,000ポイントプレゼント
楽天モバイル un-limitは今までと何が違う?
「楽天モバイルが最近騒がしいけど、以前から楽天モバイルって無かったっけ?」と感じる人もいると思います。
じゃあ新しく始まった「楽天モバイル UN-LIMIT」は何が違うの?と思う人も多いと思います。
今まであった楽天モバイルはドコモとauの電波を借りていたのに対して、新しいUN-LIMITプランは楽天自身が自分で建設したアンテナを使った自社電波回線を使っています。
つまり、今までの楽天モバイルは日本に数百社あると言われている格安SIMの中のイチブランドでしたが、UN-LIMITは自社回線を使った通信会社(キャリア)として生まれ変わったという事です。
楽天モバイル自社回線の基地局設置は遅れている?
そうなんです、自前の通信基地局を作るのってめちゃくちゃお金がかかるんです。
ここで問題になってくるのが「楽天モバイルUN-LIMITはちゃんと電波使えるの?全国で?」問題です。
若い人はわからないかもしれませんが、以前ドコモ・auに比べてソフトバンクだけ電波が悪いと言われる時代があり、大手3社の中では一番最後に参入したソフトバンクは何年もかけて通信基地局を建設したり、イーモバイル(現ワイモバイル)を買収したりすることで、電波を改善してきました。
総務省が通信会社各社の基地局数を発表していますが、これは令和元年(2019年度)の資料で、ドコモが375,657基・auが212,602基・ソフトバンク272,603基なのに対して楽天モバイルは29基です。
参照:令和元年度 携帯電話及び全国BWAに係る 電波の利用状況調査の評価結果の概要
これは楽天モバイルUN-LIMITの正式サービスが開始される前なので、29基でも良いんですが、正式サービスが始まった2020年4月の時点でも4,700基と他の通信会社に比べて大きく出遅れています。
参照:楽天モバイル株式会社に対する第4世代移動通信システムの普及のための特定基地局整備の確実な実施及びサービスの安定的な提供の確保等に向けた取組に関する指導
楽天モバイルエリア以外ではau回線が使える。
楽天モバイルの基地局設置が遅れているのは、当然楽天もわかっているので楽天の電波が届かないエリアの人にはパートナー回線と言ってauの電波を借り受けて提供しています。
つまり、楽天モバイルの自社回線が届かないエリアにいる場合には、au回線でデータ通信を行なう事が出来るということです。
▼現在の楽天モバイル自社回線のエリアはかなり限定的、濃いピンクが楽天エリア・薄いピンクがパートナーエリア(au回線)
という事は、楽天モバイルの自社回線エリアに住んでいない人であっても、auの電波が届く場所であればデータ通信を行えるという事になります。
注意点としては、楽天モバイルUN-LIMITの特徴であるデータ通信無制限が適用されるのは楽天モバイルの自社エリアのみ。パートナーエリアでは無制限に使う事が出来ません。パートナーエリアで使えるギガ数は5GBのみになります。
楽天モバイルUN-LIMITが契約必須な理由
ここまでの楽天モバイルUN-LIMITプランの内容をまとめると
- データ通信無制限だけど、無制限に使えるは楽天エリアの限られた場所だけ
- 楽天エリアの通信基地局設置は遅れている(2020年4月現在で4,700基)
- 楽天エリア以外だとパートナー回線(5GB)しか使えない
この3つが楽天モバイルUN-LIMITの現状になります。それでも先程から何回も言っていますが、とりあえず契約をする事が絶対的におすすめな理由があります。
①一年間無料で使えるし、気に入らない場合も解約金無料
まず契約するべき最大の理由が、300万人限定で一年間無料で使えるという点。楽天モバイル回線が使えても使えなくても一年無料で契約出来るので、契約する事で損になることはありません。
もし一年以内に解約したいと思った場合でも、解約違約金は無料なのでまったくお金がかからず解約する事が可能です。
②パートナーエリアで通信制限後も最大1Mbpsの通信速度
楽天モバイルUN-LIMITプランが一番お得に使えるのは楽天エリアの人に決まっていますが、楽天エリアから漏れている人でも契約する意味があります。
実は、私も楽天モバイルを契約していますが微妙に楽天エリアから漏れた場所に住んでいます。なので、現在自宅で使う場合にはパートナーエリアのau回線ですが、5GBまで無料で使う事が出来ます。
そして、大きなポイントなのが5GB使い切ったあとでも最大1Mbpsの通信速度で使い放題という点です。
基本的に通信会社の契約データ量を使い切って通信制限になった場合には128Kbpsの速度まで落とされる事が多いですが、楽天モバイルUN-LIMITの場合には、1Mbps(1,000Kbps)の速度で使うことが出来るので、制限がかかった状態でも他社に比べると快適に使うことが可能です。
1Mbpsあれば、LINEトークやWEBの閲覧はもちろん。動画を見たりLINEビデオ通話などもする事が可能です。(あくまでも最大なので1Mbps以下の場合には出来ない場合もあり)
③国内通話がかけ放題
楽天モバイルUN-LIMITプランは、データ通信無制限なだけではなく、電話もかけ放題になっています。
これはRakuten linkという専用アプリを入れる必要がありますが、国内であればどこへ電話をかけても無料でかけ放題する事が可能です。
LINE通話なども無料ですが、LINE通話の場合には相手もLINEをインストールしている必要があるうえに、電話ではないので電話番号宛に電話する事は出来ませんが、楽天モバイルUN-LIMITの場合には、携帯電話でも固定電話でも無料でかけ放題する事が可能です。
④キャンペーンが豊富
楽天モバイルは現在行っているキャンペーンが豊富なので、契約するのは今が絶対にお得です。現在行われているキャンペーンをまとめると
- 300万人限定の一年無料キャンペーン
- 事務手数料3,300ポイント還元キャンペーン
- オンライン申し込みで3,000ポイントプレゼント
- 対象製品同時購入で最大15,000ポイントプレゼント
私の場合には、楽天モバイルUN-LIMITに対応しているスマホを持っていたので、SIMだけで申し込みをしたので、端末購入代金がかからず。
初期費用は戻ってくるので無料と考えて、更にオンライン申し込みで3,000ポイント貰えるので・・・・
という事になります。楽天モバイルを使うつもりがなくても、SIMを契約して好きな時に解約すれば3,000ポイント分だけお得という大盤振る舞いすぎるプランが楽天モバイルUN-LIMITなんです。
⑤音声付きのeSIMに対応している
スマホがどうやって通信を行なっているか知らない人も多いと思いますが、SIMカードに関しては見たことがある人も多いと思います。
▼これがSIMカード
SIMカードとは、電話番号や契約情報が入ったICカードと思って貰えればいいんですが、このSIMカードを刺さないとスマホはデータ通信を行なうことが出来ません。
このSIMカードに対して、iPhoneXR/Xs以降のモデルや新しいAndroidスマホに搭載されているのがeSIMと言われる本体に内蔵されているSIMです。
例えば、iPhoneの場合にはSIMカードとeSIMが併用されているので、SIMカードにはメインで使っている番号や契約を入れて、サブ回線としてeSIMに楽天モバイルを入れるという使い方が可能になります。
これはデュアルSIMと言われる機能なんですが、2回線分の契約をひとつにスマホに入れることで、メインの回線以外にデータ通信量が安いSIMなどを組み合わせる事が出来ます。
つまり、今使ってるスマホがeSIM対応のスマホであれば、楽天エリアならデータ通信無制限のスマホを作ることが出来るという事です。(楽天モバイルエリア外の場合には毎月5GBが余計に使えると考えればOK)
楽天モバイル アンリミットの申し込みはどこがお得?
楽天モバイルの申込みは街中に店舗もありますが、オンラインでの申し込みがお得です。オンラインでの申し込みであれば3,000ポイントを貰う事が出来ます。
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