今年は今のところ暖冬ですが、それでもバイク通勤をしている人にとっては電車や車通勤している人と同じ様な服装では耐えられない寒さです。
バイク乗りに評判の良いワークマンのイージスですが、あまりにも評判が良いので私も去年購入して使っていましたが・・・。
そ・・・・そんなに暖かくないけど・・・。
というのが正直な感想です。私は他の人よりも寒がりな自覚はありますが、もうちょっと暖かいと思っていたイージスでも駄目なら・・・。ということで今年は電熱パンツを導入することになりました。
今回紹介するnozomiiiの電熱パンツは6,000円台で購入できる電熱パンツで、10箇所の電熱ポイントがありモバイルバッテリーで暖かくなるタイプです。
・6,000円代のお手頃価格
・モバイルバッテリーで動く
・電熱部分は10箇所
・丸洗い洗濯が可能
・電源を入れなくても暖かい
実際にバイク通勤で毎日使っているのでレビューしていくよー。
電熱パンツは大きく分けて2タイプ
バイク用の電熱パンツは大きく分けて2種類あります。
1つ目がバイクのバッテリーから電源を取るタイプ。これはヒートマスターやコミネのものが有名で、バイク専用品なだけあって評判が高く、今回紹介するモバイルバッテリータイプの電熱パンツよりも確実に暖かいと思います。
高くて使ったことないからわからんけど・・・。多分暖かいんじゃないかい。
その反面、値段が高いのと消費電力が大きいので、バイク通勤に使われていることが多い小排気量のバイクでは発電量が追いつかず、使えない場合や使えてもバッテリーへのダメージが大きく、バッテリーが上がってしまう可能性もあります。
あとバイクを離れたら使えないっていうのも地味に弱点だよね。
対してモバイルバッテリータイプの今回のような電熱パンツは、バッテリーから電源を取るタイプに比べると暖かさは弱く、人によっては寒いと感じる場合もあると思います。
その代わり発電量の少ない原付きなどでも関係なく使えるのと、バイクを離れた場合でも使えるのでバイクに乗っている時以外でも使えるというメリットがあります。
バッテリータイプとモバイルバッテリータイプはともにメリット・デメリットがありますが、値段はモバイルバッテリータイプのほうが安いので、お手軽に試すのであればモバイルバッテリータイプがおすすめです。
デザインと付属品のチェック
今回の電熱パンツはモバイルバッテリーセットで、30,000mAhのモバイルバッテリーが付属しているセットになっています。
付属指定モバイルバッテリーはKyoka製。アマゾンでもよく見る低価格帯のモバイルバッテリー。
これは使ってみたけど・・・30,000mAhはなさそう・・・笑
内側は裏起毛で、電源を入れていない状態でもかなり暖かいです。
ポケットの中にUSBケーブルがあるので、そこにモバイルバッテリーを差し込むと使えるようになります。
モバイルバッテリーはポケットに収納できるようになっていますが、ポケットのサイズはそこまで大きくないので長時間使いたいからと大きなモバイルバッテリーを買ってしまうと入らないので注意。
10,000mAh〜20,000mAhくらのバッテリーがベストかなぁ。
モバイルバッテリーは電熱パンツや電熱ベストと相性が悪いものがあり、モノによっては勝手に電源が切れてしまうこともあります。今回この電熱パンツ様にAmazonで3つモバイルバッテリーを買いましたが、そのうち1つは使えませんでした。
低電流モードに対応したモバイルバッテリーが電熱パンツには相性がいいっぽいね。
この2つのモバイルバッテリーはバッテリーが無くなるまで使えて、なおかつスリムなデザインなのでポケットにもきれいに収納できました。
実際にバイク通勤で2週間使ってみた感想
私は片道13キロの道のりをバイク(PCX160)で毎日通勤しています。実際に通勤時にnozomiiiの電熱パンツを使ってみました。
今年は去年に比べると異常とも言っていいほど12月の時点でも暖かいので、今のところこの電熱パンツで寒いと感じることはありません。
バイク専用の電熱パンツではないので、バイク用のオーバーパンツに比べると生地が薄く、私はスクーターなので風が当たりづらい分寒くはありませんが、一般的な風よけがないバイクの場合には寒さを感じることもあるかもしれません。
そこは重ね着でカバーって感じかな〜。
正直今年が異常な暖冬なので、12月現在の今のところは寒いと感じないけど1月あたりだとどうかな?
実際に使って暖かさを一番感じるのは風が当たらないお尻の部分。お尻とシートに挟まれているのでしばらくすると暑すぎると感じるくらいに暖かくなります。
バイクに乗っていない状態でも使ってみましたが、走行風が当たらない状態であれば確実に暖かを感じました。
モバイルバッテリー式の電熱パンツの場合は、バイクから降りた状態でも使えるのが大きなメリット。通勤の時は途中でバイクから離れることは少ないと思いますが、ツーリングの時など、バイクから離れて観光する場合でも使えるのはいいですよね。
ちなみに温度に関しては3段階に調整が可能です。
強 | 中 | 弱 |
55℃〜65℃ | 45℃〜55℃ | 35℃〜45℃ |
バッテリーの持続時間に関しては、10,000mAhのモバイルバッテリーを使った場合、強モードで大体3時間程度使うことが出来ました。
モバイルバッテリーなしでも使える!
このnozomiiiの電熱パンツはモバイルバッテリー式の電熱パンツですが、バイクにUSB電源をつけている場合には、モバイルバッテリーなしでも使うことが出来ます。
バイクのUSB取り出し口からUSB延長ケーブルで直接電熱パンツのUSBに接続することで、モバイルバッテリーなしでも使うことが出来ます。
通勤程度の時間であればモバイルバッテリーでも十分ですが、1日ツーリングでバイクに乗る場合なんかは何個もモバイルバッテリーを用意するよりもこんな感じでUSB延長ケーブルを使うのが便利です。
ちなみに私はモバイルバッテリー式の電熱ベストも愛用しているんですが、今回電熱パンツと電熱ベストを同時に使うために、USB延長ケーブルは二股になっているものを選びました。
これはマジで便利。電熱ベストと電熱パンツ両方使いたい人にはおすすめ!
まとめ
バッテリー接続タイプの電熱パンツは使ったことがありませんが、おそらく今回レビューしたモバイルバッテリー式の電熱パンツよりも確実に暖かいと思います。
どうしても出力の小さいモバイルバッテリータイプの電熱パンツの場合、暖かさがバッテリー接続タイプよりも弱いと思いますが、裏起毛で電源が入っていない状態でも暖かいnozomiiiの電熱パンツは、今のところ全く寒いと感じることはありません。
何よりもモバイルバッテリーで使える気軽さというのはバイクに乗っていないときでも使えるのでかなり大きなメリットと言えます。
値段に関してもバッテリー接続タイプに比べるとお手軽なので、バイク通勤の寒さを我慢している人は使ってみてもいいと思います。
バイク以外にも使えるから、一度使ったら手放せなくなると思うよ〜!
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