私はバイクで職場まで通勤しているんですが、これからの季節はバイクにとって本当につらい季節・・・・。
特に真冬はもこもこに着込んでも寒さを感じてしまいます。
バイク乗りに有名なワークマンのイージスを今年とうとう買ってみたけど、いうほど暖かくないような・・・。
ということで、今回は電気のパワーで体を暖めようと思います。
電熱ベストには、バイクの電源から電力をとるタイプと、モバイルバッテリーで温めるタイプの2つの方法がありますが、モバイルバッテリーで暖める事ができるタイプだと電力供給が少ない原付や古いバイクでも関係なく使えるので便利。
モバイルバッテリータイプだともちろんバイクを降りたあとも、バイクのに乗ってない時でも使えるしね。
私の場合はバイク通勤意外にも釣りの時に使ったりしてます。
今回は、11箇所の発熱ポイントがある電熱ベストを提供で貰ったのでレビューしていきたいとおもいます。
・発熱ポイント11箇所
・前面・背面それぞれに電源オンオフ可能
・裏アルミで保温能力が高い
・冷えやすい首の部分にも発熱ポイントあり
・モバイルバッテリー式
・3段階の温度調整が可能
外見と機能チェック
電熱ベストにはメーカーによって、様々タイプの物が販売されています。
袖があるタイプや、ベストタイプ。フリース素材で出来た物やダウンベストタイプの物、発熱ポイントが少ない物から多いものまで、自分の好みに合わせて選ぶ事ができます。
今回のベストの様に発熱ポイントが多い方がもちろん暖かいけど、その分バッテリーの消耗が早くなります。
モバイルバッテリーのサイズによっても使える時間が変わるしね。
今回の電熱ベストはユニクロのウルトラライトダウンベスト的な作りで、多分ダウンじゃなくて綿が入ってる感じですが、電熱させないで着るだけでも結構暖かいです。
ポケットは左右にチャック付きで2つあります。真冬のインナーとしてだけじゃなくて、ちょい寒いくらいの時ならアウターとしても使えますね。
内側はワークマンとかによくあるアルミっぽい加工。安っぽいけど暖かい・・・。
内ポケットにUSB接続コードがあるので、ここに一般的に売っているモバイルバッテリーを挿すと使うことが出来るようになっています。
ワークマンなんかで売られている電熱ベストは専用のバッテリーが必要で、一般的なモバイルバッテリーが使えないので汎用モバイルバッテリーが使える電熱ベストがおすすめです。
温度は高温・中温・低温の3つのモードが任意に設定出来ます。
電源を入れて最初に使う時は、高温モードでしばらくすると自動で中温モードになるから寒かったらボタンを押して高温モードなど自分で設定しましょう。
高温モード | 中温モード | 低温モード | |
温度 | 50℃ | 40℃ | 30℃ |
持続時間(10,000mAh) | 6〜8時間 | 8〜10時間 | 10〜12時間 |
実際に使ってみての感想
実は電熱ベストは今回が初めてではなく、今までも使っていたので今回で3着目になります。今までの電熱ベストと比べて良い点悪い点をチェックしていきたいと思います。
私は182センチで90キロくらいあるんですが、上半身はそこまで大きくないのでユニクロのパーカーやトレーナーだとLサイトですが、このベストの場合はXLでも結構タイトな感じなので、普段よりもワンサイズツーサイズ大きめを選んだほうが良いと思います。
メインはバイク通勤時のインナーとしてなので、タイトで丁度良いサイズ感でした。
ぶかぶかだと電熱部分が体につかないから暖かさが逃げちゃうしね。
暖かさは高温でも弱め
今までも電熱ベストを使ってきましたが、その中では今回の電熱ベストは若干暖かさが弱めに感じます。一番強い高温モードにしても「あったかい!!」という暖かさは感じではありません。
部分的な暖かさは正直弱いですが、発熱ポイントが11箇所あるので上半身全体がじんわり暖かいという感じです。
なので、アウターとしては微妙ですがインナー的な使い方がおすすめです。
電熱ベストは沢山種類あるけど、普通発熱ポイントは6箇所とかだから、11箇所あるのは凄いよね。
冬にバイクに乗る時は、防風性の高い上着を着ることが重要ですが、首筋や手首足首などを冷やさない事が重要なので、首を暖められるのは大きなメリット。
絶対的な暖かさはほんのりですが、首を暖められるので実際は上半身全体が暖かく感じます。
バッテリーの持続時間をテスト
モバイルバッテリーを使った電熱ベストは、バイクに乗ってる時はもちろん。バイクから降りても自由に歩き回れるのが利点ですが、バイクから電源を取っているわけではないので、連続使用時間の制限があります。
バイクならこういうUSBコードを使えばモバイルバッテリーなしでも使えるけど、釣りなんかで使いたいならモバイルバッテリーの持ち時間は重要
公式販売ページには、10,000mAhのモバイルバッテリーを利用した場合、高温モードで6〜8時間の利用が可能と記載されているので、実際に10,000mAhのモバイルバッテリーを使ってテストしてみました。
電源を入れて高温モードで・・・
高温モードで・・・・
3時間弱!
今回使ったモバイルバッテリーも中国製のメーカーのもので、なんとなく10,000mAhにしては容量が少ない気はしますが、それでも6〜8時間と記載されているのに、実際は半分以下・・・という結果になってしまいました。
バイクでUSB口を付けていれば気にすることはありませんが、バイクを降りてからも使いたい場合にはちょっと心もとないバッテリー持ち時間になってしまいました。
まとめ
今回の電熱ベストのまとめを最後にお伝えしたいと思います。
・発熱ポイントが11箇所
・前面背面がそれぞれ個々に設定が出来る
・一番寒い首筋にも発熱ポイント
・電源を入れなくてもそこそこ暖かい
ただし残念ポイントも・・・・
電熱ベストは楽天でもAmazonでも沢山販売されていますが、正直どれが良いのかは買ってみないとわかりません。今回の電熱ベストにしても、バイクでの通勤通学用途には普通におすすめできますが、重要なポイントであるバッテリー持続時間が実際は半分以下というのは非常に残念。
電熱ベストやモバイルバッテリーは、なんとなく誇大広告が許されているとでも言うような嘘が書かれていますが、今回の製品に関してもバッテリー持続時間が非常に残念でした。
そこを分かっていて買うのであれば、11箇所も発熱ポイントがある電熱ベストは中々ないので、良い製品だとおもいます。
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