車中泊は車の中なので外よりも暖かいと思ってる人は多いと思いますが、実際は家のなかなんかに比べると車の中はかなり寒くなります。
対策が難しい夏に比べれば冬のほうが厚着などで対策は出来ますが、それでもなるべく暖かく過ごせるに越したことはありません。
今回レビューするセラミックヒーターは、ポータブル電源で動かすことが出来る省エネタイプのセラミックヒーターになります。
・3,000円のお手軽価格
・400Wの省エネ
・ポータブル電源で使える
・燃料を燃やさないので安全
・コンパクトで置き場所を取らない
・スイッチ付けたらすぐにポカポカ
ポータブル電源を持っているならセラミックヒーターがおすすめ
セラミックヒーターは、石油やガスボンベなどを使わないので安全性が高く、今回レビューするセラミックヒーターのようにコンパクトで省エネタイプであればポータブル電源でも使うことが出来ます。
セラミックヒーターは体に風が当たると部分は暖かくなりますが、部屋全体を暖めるには不向きといわれていますが、車の中程度の広さであれば、風が当たっている部分だけではなく車内全体を暖めることが出来ます。
実際に車の中で使ったり、私がもっているポータブル電源で何時間使えるかなどテストしてみました!
デザインと機能のチェック
まずはデザインと機能のチェックからしていきたいと思います。値段は3,000円前後と非常にリーズナブルで、高級感があるデザインというわけではありませんが、安っぽさもなく、シンプルでコンパクトなデザインになっています。
まずは正面から。
側面から〜。
背面。
電源のオン・オフと強さの洗濯は背面に付いているボタンで切り替えることができるよ〜。
強は600Wで弱は400W。強にしても600Wと低電力で使うことができるので、電気代もそこまで高く有りません。
上側に30°下側に15°向きを調整可能。
足のサイズが28センチなんですが、このセラミックヒーターのコンパクトさが分かると思います。
スペックを確認
今回レビューする小型のセラミックヒーターのスペックを確認したいと思います。
重量 | 850g |
消費電力 | 強600W/弱400W |
サイズ | 153.5×100×197mm |
ケーブルの長さ | 1.5m |
角度調整 | 上向き30度/下向き15度 |
自動電源オフ | 転倒時・過熱時 |
車に乗せっぱなしであれば重量はそこまで重要ではありませんが、私は車内以外にも自分の部屋でも使っているので持ち運ぶのに軽いのは大きなメリット。
850gと1キロ切りしているので、気軽にあっちこっちに持ち運ぶことができるね。
セラミックヒーターは電気だけで動くヒーターなので、石油ファンヒーターなどに比べて必要な電力が大きくなりがちですが、このセラミックヒーターは弱が400W、強が600Wとある程度のサイズのポータブル電源であれば動くようになっています。
ポータブル電源で何時間動く?
私が車中泊用に使っているポータブル電源はAFERIYというメーカーの1248Whのモデルになります。このポータブル電源は1200W(週間最大2400W)までの出力に対応しているので、強で600Wのこのセラミックヒーターであれば余裕で動かせる計算になります。
容量が1248Whなので、強の600Wなら2時間。弱の400Wなら3時間動かせる計算になります。
私の持っているAFERIYのポータブル電源は消費電力と、残り時間も見れるようになっているんですが、弱モードの400Wの場合で大体370W前後の消費電力になっていました。
強モードの600Wの場合でもほぼ600W前後の出力を行ったり来たりしていたので、消費電力に関しては600Wと400Wともに結構正確に消費している印象です。
当然ポータブル電源の容量が大きいモデルを買えばより使える時間はながいですが、今回の私のポータブル電源の場合には弱モードで3時間、強モードで2時間程度使えるという計算になります。
一晩使うことは出来ないので、スポット的に使って後は消費電力の少ない電気毛布などと併用する使い方がおすすめです。
ヒーターの中では安全性が高い
セラミックヒーター以外にも車内で使えるヒーターはありますが、セラミックヒーターの特長として安全性の高さがあげられます。
持ち運びが簡単で小型のヒーターといえば、ガスボンベで動くイワタニのカセットガスストーブなんかもありますが、ガスを燃やして使う性質上一酸化炭素中毒が気になります。
このセラミックヒーターは完全電気のヒーターなので安全性も高く、転倒時や過熱時に自動で電源オフになる機能も搭載されています。
車中泊という狭い空間だから、大丈夫だとは思うけど一酸化炭素中毒が怖いです・・・。
暖かさは予想以上!車中泊のヒーターとしては満足度高め
セラミックヒーターは完全に電気で動くヒーターなので、コンセントのない場所であればポータブル電源が必須になります。
寝る時には消費電力が少ない電気毛布の方が使い勝手が良く、バッテリーの駆動時間も長いので、使い分けは必要になるとおもいますが、ピンポイントに車の中で使いたい場合などは、コンパクトで場所も取らず、持ち運びも快適にすることができます。
車の中だけじゃなくて、トイレやお風呂場など気軽に持ち運んで使えるサイズなので、家の中でも大活躍中です!
唯一のデメリットとなるのは、省エネと言ってもやはりヒーターなので消費電力は他の暖房器具に比べると大きく、1,200Whクラスのポータブル電源でも2〜3時間つか使えないという点です。
やっぱりピンポイントで使う暖房器具と思っておいたほうがいいね〜。
コンパクトで場所を取らないので、寝る前に車の中を暖めたり、寝起きに暖まりたいときなどに便利なヒーターです。このサイズからは予想外の暖かさなので、1台車の中に入れて置けば便利だと思います。
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