温暖化の影響下、最近の夏は本当に暑く熱中症対策はとても重要です。外出時に気軽に体を冷やすモバイル扇風機などもここ数年持っている人が増えています。
今回レビューするのは、風で体を冷やすのではなく、首に冷たくなる金属プレートを当てることで体を冷やすことができるネッククーラーになります。
扇風機など風を当てるほうが涼し気にみえるけど、実際に重要なのは鯛生を下げること!
首元には太い血管の頸動脈が走っており、首を物理的に冷やすことで血液を冷やし、体全体を冷やすことが出来ます。
まだ5月だけど真夏日も出てきてるのでバッチリ効果はあったよ!
今の時期は使わないけど、このORTCIはクーラーだけじゃなくてヒーターもついてるから夏も冬も使える!
・2秒でヒンヤリの瞬間クーラー
・充電式で何回でも繰り返し使用可能
・クーラーだけじゃなくヒーターとしても使える
・扇風機ではなくクーラーなので、バイクや自転車での走行中も使える
実際にしばらく使ってみたので、使い心地をレビューしたいと思います。
ORTCIネッククーラー・ヒーターのデザインと使い方
ORTCIネッククーラー・ヒーターは、扇風機のように風を体に当てて冷やすタイプではなく、冷たくなる金属プレートを首筋に当てることで、首から血液を通して体を冷やすクーラーになります。
首に掛けて使うタイプになるので、デザインと使い方を写真で説明していきます!
まずは付属品の紹介から。ORTCIネッククーラー・ヒーター本体・説明書・充電ケーブル(Type-C)の3つのセットになっています。
ぱっと見はヘッドホンみたいに見えるけど、耳じゃなくて首に当てます。
この金属部分が、クーラー&ヒーター部分になっているので、首筋から冷やしたら温めたりすることができます。
首の後ろ部分には柔らかいシリコン素材のクッションが設置されており、長時間使った場合でも首への負担が少なくなっています。
ブランドロゴがかっこいいかカッコ悪いかは別として、品質的にも安っぽさはなくしっかりとした作りになっています。
質感も良いし、デザイン的にも変な感じはしないよ。
電源のオンオフスイッチと、充電口。充電はType-Cで、空の状態から100%までは大体3時間30分程度でした。
電源をオンにするとサイドにあるデジタル表示部分でバッテリー残量の確認も出来ます。
こちらがクーラーとヒーターを設定するボタン。それぞれ3段階の温度に設定することが出来ます。
あとは・・・ちょっと?な機能ですが、ゲーミングヘッドホンの様にカラフルな色に光る機能があります・・・。バッテリーの無駄使い・・・じゃ・・・笑
ORTCIネッククーラー・ヒーターのスペック
消費電力 | 4W |
入力電圧 | DC5V/1.5A |
モード | 冷却モード3段階/発熱モード3段階 |
材質 本体 | ABS+シリコン+合金 (プレート:アルミ) |
電池容量 | 2600mAh |
本体サイズ | 170x40x147mm |
重量 | 228g(実測) |
充電時間 | 約3時間30分(実測) |
クーラーとヒーターはそれぞれ3段階で温度調整が可能
ORTCIネッククーラー・ヒーターは、クーラーヒーター共に3段階での温度調整ができるようになっています。
クーラーの場合にはC1・C2・C3と数字が大きくなる事に冷たさが強くなります。
逆にヒーターモードの場合は、H1・H2・H3と表示が変わりこちらも3段階での調整ができるようになってるよ。
ちなみにディスプレイには温度の表示も出来ますよ。まぁ使ってる時は自分じゃ見れないけど・・・。
温度は設定の温度というよりも、金属部分に体温計が仕込まれているみたいで、実際に首の温度が表示されるようになっています。
温度と仕様時間の目安
ORTCIネッククーラー・ヒーターだけじゃないですが、バッテリーというのは冷やしたり温めたりする時に結構な電力を消費します。
ORTCIネッククーラー・ヒーターの場合には、2,600mAhのバッテリーを搭載しており、クーラーモードで約2時間から2.3時間。ヒーターモードで3.5時間から6時間の使用が可能になっています。
クーラーモードの場合
C1 | 25~27℃ | 約2.3時間 |
C2 | 20~22℃ | 約2.1時間 |
C3 | 15~17℃ | 約2時間 |
ヒーターモードの場合
H1 | 37~39℃ | 約6時間 |
H2 | 40~42℃ | 約3.5時間 |
H3 | 43~45℃ | 約3.5時間 |
正直・・・特にクーラーモードは、外出時に使うには心もとない使用時間になってるよね・・・。
そとでガッツリ使いたい場合には、モバイルバッテリーとの併用がおすすめ。
10,000mAhのモバイルバッテリーを使うだけで利用時間はかなり伸びるので大体1日外出分くらいは使えるイメージだと思います。
20,000mAhのモバイルバッテリーなら単純計算で倍だとして、余裕で1日持つ感じだね。
実際に使ってみた感想
実際に5月でも30度を超える日があったので、ORTCIネッククーラーを使ってみましたが、モバイル扇風機のように風が当たる部分が涼しい〜という感じではなく、首元から全身が冷えている感じがしました。
クーラーの効いた部屋にいる!という感じまで涼しくなるのは無理です!笑
実は先日レビューしたネックファンクーラーは、冷却プレートにファンが付いているハイブリッドタイプだったんですが、こちらは風が顔に当たるので直感的な涼しさはそっちの製品の方が上です。
じゃあ、そっちのファン付きのネッククーラーの方がいいじゃん・・・?
ORTCIネッククーラー・ヒーターの方が優れているのは・・・クーラーとヒーターの両方が使える点!
夏だけの利用を考えた場合には、ファン付きネッククーラーの方が効果は上だと思いますが、今は夏に向かっている時期なのであまり考えられないと思いますが、ヒーターも使えるので年間を通して考えた場合は、ORTCIネッククーラー・ヒーターの方がお得です。
あとおすすめなのは自転車やバイクに乗っている時に使いたい人!
バイクや自転車など、風を浴びならが走る乗り物の場合、ファンが付いていても相殺されてあまり効果は得られませんが、クーラー部分は風が関係なく体を冷やしてくれるので、効果が高いと思います。
特にバイクであれば電源を供給しながら使うことができるので、バッテリー残量を気にせずに使えるからいいよね。夏のバイクの暑さは乗ってる人じゃないとわからないと思うけど地獄・・・。
もう一点ORTCIネッククーラーの方がファン付きネッククーラーよりも優れていると感じたのは、ファンがないことで静かな場所でも使いやすく、音があまり気にならないという点。
実際には、無音という訳ではなく「ファーーーン」という動作音が聞こえますが、耳元で羽が回転しているファン付きに比べて静音性が高く、うるさいと感じることは少なくなっています。
ORTCIネッククーラー・ヒーターまとめ
実際に使った感想でも伝えましたが、正直夏の暑さ対策だけであれば先日レビューしたファン付きネッククーラーの方が体感も効果も大きいと思います。
今回紹介したORTCIネッククーラー・ヒーターに関しては、夏も冬も使えるという点が大きなメリットになっています。
ただのネックファンよりも値段は高いですが、首元の血管を冷やす方が風をただ当てるだけよりも体を冷やす効果が高く感じたので、今年の夏を乗り切るアイテムとしてはおすすめの1つです。
価格は7,000円弱!夏だけじゃなく冬も使えることを考えれば、決して高い値段ではないんじゃないでしょうか〜?!
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