私は毎日片道13キロの距離をバイク通勤しているんですが、12月にもなってくると、寒くてバイク通勤が辛くなってきます。
という事で前回も違う電熱ベストをレビューしましたが、今回も違う電熱ベストを手に入れたのでレビューしたいと思います。
電熱ベストは沢山ありすぎて、当たり外れが買うまでわからない・・・。
部屋で使うのと、バイク乗ってる時に使うのだと全然違うしね。
バイクは常に全身に風を浴びている状態なので、部屋で使った場合に暖かいレベルでもバイク乗車時には微妙・・・な場合もあるので、電熱ベスト選びはとても難しいです。
今回は電熱ベストをレビューする前に、そもそも電熱ベストには色々な種類があるのでタイプ別に特長や選び方の紹介もしてみたいと思います。
ちなみに前回レビューした電熱ベストはこちら。正直あまり暖かくはなかった・・・。
電熱ベストの選び方は?
電熱ベストは色々なタイプが発売されています。それぞれ特長があるので、自分の使い方に合わせて選ぶのが良いと思います。
ちなみに今回レビューするのはモバイルバッテリー式タイプのベストになります。
バイクから電源をとるタイプの電熱ベスト
暖かさでいうと一番暖かいのが、バイクから直接電源を取るタイプの電熱ベスト。価格も20,000円以上の物が多いので初期投資は高いですが、暖かさは一番。
例えばバイク乗りにはおなじみのKOMINEが出している電熱ベストは定価で26,000円以上しますが、12Vを使っているので快適で安定した暖かさがあります。
ただし、バイクから電源を取るのでケーブル接続が必要になるので、乗り降りするたびに抜き差しが必要になるのと、バイクを離れた場合は電熱ベストとして使うことが出来ません。
専用バッテリー式のタイプ
バイク乗りにはコスパの高さで人気のワークマンなどでも電熱ベストが発売されています。 日本ブランドの電熱ベストに多いんですが、スマホの充電なんかに使えるモバイルバッテリーではなく、独自の専用バッテリーを使っています・・・。
なので、予備のバッテリーが欲しい場合には割高な専用バッテリーを買う必要があるので、ちょっと不満・・・。ですが専用というだけあって8Vに対応するなど、ある程度の暖かさは担保されています。
汎用モバイルバッテリーが使える式タイプ
そして今回レビューするタイプの電熱ベスト。どこにでも売っている汎用タイプのモバイルバッテリーが使えるので、予備のバッテリーが必要な場合に、Amazonでも楽天でも購入出来ます。
最近ではコンビニでも充電済みのモバイルバッテリーが売ってるから、最悪バッテリー切れてもコンビニで買えます!
バイクと接続する必要がないので、バイクに乗ってる時以外でも自由に使うことが出来るのも特長ですが、このタイプの電熱ベストは中国製の物が多く、正直性能にばらつきがあります。
もう一点デメリットとしては、モバイルバッテリーの出力が5Vなのでバイクに直接接続するタイプや専用バッテリータイプに比べて暖かさが弱いという弱点もあります。
電熱ベストの選び方としては、通勤であれば専用・汎用は問わずモバイルバッテリーで駆動するタイプがおすすめです。通勤で2時間以上かかるような人は少ないと思います。
通勤ではなく1日ツーリングに行くような人であれば暖かさも強く、直接バイクから電源を取るタイプの電熱ベストの方がおすすめです。・・・高いですけどね。
それぞれ特長があるけど、私は結局汎用モバイルバッテリーが使えるタイプが手軽で一番好き。このタイプを何個も持ってます。
今回の電熱ベストの特長をチェック!
今回の電熱ベストはどこにでも売っている汎用モバイルバッテリーを使うタイプになります。
今回の実際に2週間くらいバイク通勤に使ってお気に入りですが、良かったポイントや悪かったポイントをお伝えしていきたいと思います。
今まで使った電熱ベストの中ではかなりお気に入りです!
電熱ベストはモバイルバッテリーで駆動するので、内ポケットに付いているUSBケーブルにモバイルバッテリーを接続して使います。今回の電熱ベストには20,000mAhのモバイルバッテリーが付いていますが、駆動時間の検証などのために私が普段使っているモバイルバッテリーを使っています。
当然容量が大きいモバイルバッテリーの方が駆動時間が長くなるけど、重いので10,000mAhぐらいの容量が丁度良いかな・・と思います。
右胸に付いている電源ボタンを長押しすると電源が入ります。前側と後側それぞれ独立して使用する事ができるようになっています。
温度設定は3段階になっており、青が30℃・白が40℃・赤が50℃になっています。ボタンを押すことで簡単に温度の設定変更が可能。
前がは低めの温度設定で、後ろは高めなんていう設定も可能です。
内側は裏起毛になっているので、肌触りも良く電源を入れて無い状態でも暖かさを感じます。
・デザインが良い
・ヒートポイントが11箇所
・20,000mAhのモバイルバッテリーがセット
・価格が安い
アウターとしても使えそうなデザインの良さ
中国製の電熱ベストは様々なデザインが多く、インナーとして割り切る場合にはOKでもアウターとして使うことを考えると微妙と言える物も多くあります。
デザインに関しては、好みが人それぞれなのでなんとも言えないポイントでもありますが、今回の電熱ベストは少なくとも私はアウターとして使っても問題ないと思えるデザインになっていると思います。
ベストタイプだからインナーとしても使いやすいしね。
流石に真冬にはアウターとして使えないけど、春先ぐらいならアウターとして使えそうですよね。
暖かくなるヒートポイントが11箇所
一昔の電熱ベストは背中に2箇所、フロントに2箇所くらいのしかなかったヒートポイントですが、この電熱ベストは11箇所も暖かくなるポイントが付いています。
特に暖かさを感じるの首すじの部分。バイクは服の隙間から侵入する冷たい風が体を冷やすので、首の部分や手首や足首の防寒が大切になります。
そもそも風を防ぐのは大切ですが、この電熱ベストは首筋にもヒートポイントがあるので、ネックウォーマーやマフラーと組み合わせて使うととっても暖かく感じます。
実際に10,000mAhのモバイルバッテリーで使える時間は?
今回の電熱ベストは20,000mAhのモバイルバッテリーがセットで付いていますが、検証のためにいつも使っている10,000mAhのモバイルバッテリーを使って、実際にどのくらいの時間使うことが出来るか検証してみました。
ちなみに前回の電熱ベストは高温モードで3時間弱でした。
今回は高温モードと中温モードで試してみましたが、高温モードだと2時間半で、中温モードだと4時間という結果になりました。
前回の電熱ベストは正直暖かさをあまり感じないのに対して、今回の電熱ベストはかなり暖かいと感じましたが、その分バッテリーの消費は大きいという結果になりました。
片道1時間程度の通勤なら高温モードでも普通に1日は持つ感じだね。
モバイルバッテリー式電熱ベストをケーブル接続式にする裏技
バイクに乗っている時に、モバイルバッテリーの残量が心配になるのが嫌という人は、ちょっとした裏技があるので紹介したいと思います。
これは前回も紹介しましたが、自分が乗っているバイクにUSB出力を付けている場合、そこにUSB延長ケーブルを繋ぐとモバイルバッテリーなしで使うことが出来ます。
これを使うと、通勤以外にもツーリングに行きたい場合など長時間の利用でもバッテリーの心配がなくなりますよ!
まとめ
モバイルバッテリー式の電熱ベストは、当たり外れも多くて本当に選ぶのが難しいですが、今回の電熱ベストに関しては前回紹介したモデルよりも暖かさを感じることが出来ました。
デザイン的にもアウターとしても使えるデザインになっているので、使い勝手は良いと思います。
価格もモバイルバッテリーがセットになって6,000円前後と、手の届きやすい価格なのでバイク通勤でこれから電熱ベストを買おうと思っている人にはおすすめです。
暖かさを文字で伝えるのは難しいですが・・・。無いよりは全然まし!ですよ!
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