外出中にコンセントのない場所でもスマホの充電を可能にしてくれる「モバイルバッテリー」ですが、どれでも機能が同じ訳ではありません。
自分の使い方に合ったモバイルバッテリーを選ぶ事が重要です。
大容量タイプ・薄型軽量タイプ・ソーラーパネル搭載タイプ・スマホ以外にもパソコンが充電出来るモバイルバッテリーなど、用途別におすすめの製品を紹介したいと思います。
【大容量モバイルバッテリー】20,000mAh以上
大は小を兼ねると言いますが、容量が大きいと安心出来ますよね。スマホのバッテリーは大きい物でも3,000mAh前後なので、20,000mAh以上のモバイルバッテリーであれば単純計算だと7回弱の充電が可能になっています。
Anker PowerCore 26800
モバイルバッテリーの1流ブランド「Anker」から発売されている大容量モバイルバッテリーです。26,800mAhの大容量タイプで、3ポートの出力口を確保しているので3台同時に充電が可能。入力ポートも2口付いており、2本のケーブルから同時に入電が可能なのでモバイルバッテリーへ短時間(6.5時間)でフル充電です。
コンセント一体型モバイルバッテリー
モバイルバッテリー本体を充電するのには、充電ケーブルとコンセントアダプターが必要になります。旅行に行く時などに両方持っていくのは荷物になるので嫌という人におすすめなのが「コンセント一体型モバイルバッテリー」です。
RAVPower コンセント一体型モバイルバッテリー
RAVPOWER社は、一般的には馴染みが薄いメーカーかもしれませんが、モバイルバッテリーでは高品質の商品を制作しているメーカーです。コンセント一体型のモバイルバッテリーで、6,700mAhの容量があるので旅行中も安心。一台二役のモバイルバッテリーです。値段も2,000円代で購入できるのでコスパも○
軽量タイプのモバイルバッテリー
スマホの使い方はそこまでハードじゃないけど、たまに充電が無くなってしまう様な人におすすめなのが軽量タイプのモバイルバッテリー。万が一の為に保険として持っておくと安心ですが、荷物になるのが嫌な人は軽量タイプのモバイルバッテリーがおすすめです。
TNTOR 超薄モバイルバッテリー
TNTOR 超薄モバイルバッテリーは薄さが僅か4mm、重さ57グラムの超薄型・超軽量タイプのモバイルバッテリーです。クレジットカードと比べても僅かしか違わないサイズに2,500mAhの容量を確保。万が一の時のためにカバンの中に入れて置いても邪魔にならないサイズです。
さらに、iPhone専用のモデルになると、ライトニングケーブルも内蔵しているのでケーブルを別に持ち歩く必要もありません。
ソーラーパネル搭載モバイルバッテリー
キャンプや災害時など、そもそもモバイルバッテリーを充電できる環境がない場合におすすめなのが、ソーラーパネル搭載型のモバイルバッテリーです。コンセントからの充電が出来ない場合でも太陽があればモバイルバッテリー本体への充電が可能です。
CXLiy ソーラーチャージャーモバイルバッテリー
CXLiyのモバイルバッテリーは、ソーラーパネルを搭載しているだけではなく、防水・LEDライト・SOSライトなど、災害時やキャンプの場合にも役立つ機能が付いています。
25,000mAhの大容量で3台同時充電にも対応しているの実用性も抜群です。普段モバイルバッテリーを必要としない人でも持っておけば安心の1台です。
iPhoneケース一体型モバイルバッテリー
そもそもスマホ以外にモバイルバッテリーを使う事がない人であれば、iPhoneを持っている人限定になってしまいますが、ケースと一体型になったモバイルバッテリーもあります。モバイルバッテリーと言うよりは、iPhone本体のバッテリーが大容量になった感覚で使えるので、荷物を増やしたくない人にはおすすめです。
iPhoneケース一体型モバイルバッテリーiPhone6/6s/7/8
iPhone6〜8をお使いの人にはこちらのケース一体型モバイルバッテリーがおすすめです。iPhone6〜8は2,000mAh弱のバッテリー容量ですが、このケースは6,000mAhの容量があるので、約4倍近く充電が持つ計算になります。
iPhoneケース一体型モバイルバッテリーiPhoneX/Xs
iPhoneX/Xsを使ってる人にはこちらのケース一体型モバイルバッテリーが使えます。こちらのケースのバッテリー容量は6,500mAhなので、iPhoneをハードに使用する人でも2〜3日は充電せずに使えるんではないでしょうか。ケース一体型なので、値段の高いiPhoneの保護もバッチリですね。
ケーブル内蔵式モバイルバッテリー
スマホの充電はモバイルバッテリーだけではする事が出来ません。別にケーブルを用意する必要があるんですが、これが地味にめんどくさくないですか?
ケーブルを持ち運ぶ必要がない。ケーブルが一体になっているモバイルバッテリーもあるので、紹介したいと思います。
omkuy 3ケーブル内蔵モバイルバッテリー
こちらのモバイルバッテリーはライトニングケーブル・type−Cケーブル・Micro−USBケーブルと3つのケーブルが内蔵されている一体型のケーブルです。スマホ以外にも充電が必要な機器を持ち歩いている人は多いと思いますが、この3種類のケーブルがあればほぼ全ての機器に充電が可能です。
友人のスマホを充電してあげたい時に、ケーブルが合わずに貸してあげれないなんて事もありません。さらっとコンセントが付いているのも大きなポイント。これ一台3役をこなします。バッテリー容量も10,000mAhの大容量タイプです。
ワイヤレス充電(Qi)対応モバイルバッテリー
最近のスマホには当たり前の様に付いているワイヤレス充電機能。一回使うと止められない便利な機能ですが、モバイルバッテリーでもワイヤレス充電に対応した物が出ています。
TOVAOON ワイヤレス(Qi)対応モバイルバッテリー
モバイルバッテリーを使う時にはケーブルを一緒に持ち歩いている人がほとんどだと思いますが、もしかしてあなたのスマホはワイヤレス充電に対応していませんか?
ワイヤレス充電に対応しているスマホを使っているのであれば、ワイヤレス充電に対応したモバイルバッテリーを選べばケーブルはそもそも不要になります。
TOVAOONのモバイルバッテリーは10,000mAhの大容量バッテリーなのに180グラムと軽量なモデルになります。もちろんケーブル出力口も2口対応しているのでケーブルからの充電も可能になっています。
扇風機一体型モバイルバッテリー
ここ数年夏になると持ち歩いている人を見かけるようになってきた充電式のモバイル扇風機ですが、モバイルバッテリーに扇風機が付いた一体型の物が販売されています。扇風機としての機能だけではなく、スマホへの充電も可能になっています。
HandFan 携帯扇風機一体型モバイルバッテリー
扇風機一体型のモバイルバッテリー2019年モデルの最新版になります。5,200mAhの大容量バッテリーで扇風機として使っても丸一日普通に使えてしまう製品です。200グラムと持ち歩きにも便利な軽さで。スマホへの充電と扇風機の1台2役をこなしてくれる便利なモバイルバッテリーです。
扇風機部分とバッテリー部分は取り外しが可能なので、夏が過ぎて扇風機が必要なくなった場合にモバイルバッテリーとして使う時にはよりコンパクトサイズになるのも嬉しい機能です。
モバイルバッテリー選びの注意点
モバイルバッテリーを選ぶのには、自分が必要と感じるバッテリー容量や機能・サイズから選ぶ事になると思いますが、何点か注意しなくてはいけないポイントがあるので説明していきたいと思います。
モバイルバッテリーはPSE認証の物を!
平成30年2月に経済産業省の電気用品安全法の規制対象になり、PSEマークが無いモバイルバッテリーの販売が禁止になっています。モバイルバッテリーの多くは中国製になりますが、PSEマークを取得していないモバイルバッテリーの購入は止めておきましょう。
経済産業省:電気用品安全法(PSE法)モバイルバッテリーに関するQ&A
モバイルバッテリー実際の容量は少ない!
モバイルバッテリーの容量はmAh(ミリ・アンペア・アワー)表示になっているので、mAhを基準に自分の必要な容量のモバイルバッテリーを購入すれば良いんですが、実際に使える容量は7割前後と言われています。
これはモバイルバッテリーからスマホなどの機器へ充電する時に電圧変換ロスが起きてしまうので、どれだけ優秀なモバイルバッテリーでも実際の容量と使える容量には差が出てきてしまいます。
10,000mAhのモバイルバッテリーであれば、7,000mAh程度が実際に使える容量だと思っていたほうが良いと思います。
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