街中を見渡すと音楽を聞きながら歩いている人は沢山いますが、一昔前のようにケーブルがあるタイプのイヤホンを使っている人はほとんど見かけなくなりました。
最近はほとんどの人がワイヤレスイヤホンを使っていますよね。
ケーブルがあるイヤホンしかない時代を生きていた私からすると、ケーブルがないワイヤレスイヤホンになって音楽を聞くという行為がめちゃくちゃ楽になったなーと感じています。
しかし、ワイヤレスイヤホンは通常のケーブルタイプに比べると価格が高いのがマイナスポイントですよね。
今回紹介する「YUGOR」のワイヤレスイヤホンK3は、必要十分な機能が付いているのに2,980円と3,000円以下に価格が抑えられたコスパの高いイヤホンです。
・2,980円なら十分の音質
・15時間以上聞けるバッテリー容量(ケース満タン時)
・IPX7の防水に対応
・曲送りや停止のイヤホンタッチ機能にも対応
・聞くだけではなく通話もできるマイク付きイヤホン
実際に1週間以上使ってみたので、バッテリー持ちや使い勝手をレビューしたいと思います。
YUGORワイヤレスイヤホンの外見チェックとスペック
ワイヤレスイヤホンには耳に装着する部分にシリコン製のイヤーピースが付いているカナル型イヤホンと、耳に穴にはめ込むようなタイプのインナーイヤー型イヤホンがあります。
今回レビューしているYUGORのワイヤレスイヤホンはインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンになります。
私はシリコン製のイヤーピースを付けていると耳が痛くなるので、カナル型が苦手・・・。ワイヤレスイヤホンは基本インナーイヤー型が好きです。
カナル型は装着感が高すぎて音質は良い物が多いけど、外の音が全く聞こえなくなってちょっと怖い場面もあるしね・・・。
イヤホン重量 | 片耳4g |
ケース重量 | 32g |
バッテリー容量 | 30mAh(片耳)/280mAh(ケース) |
バッテリー持ち時間 | 3時間40分(イヤホン1充電) |
Bluetooth規格 | 5.3 |
ケースサイズ | 54×50×25 |
防水性能 | IPX7 |
ノイズキャンセル | ENC CVC8.0 |
付属品は、ワイヤレスイヤホンK3本体・typeCの充電用ケーブル・収納袋・説明書になります。
ケース時代は非常にコンパクトで、手に平サイズ。ポケットに入れて持ち歩いても全然苦にならないサイズ感です。
最近はiPhone以外のスマホやガジェットもtypeCに統一されて来ているので、typeC充電ができるのはありがたい仕様。
安いガジェットだと未だにMicroUSB使ってたりするからね・・・
ケースを開けると、イヤホンが出てきます。最近のワイヤレスイヤホンでは当然ですが、このケース自体がイヤホンの収納と充電を兼ねたものになっています。
ケースの外側にバッテリー残量が表示されるので、イヤホンを使おうと思ったらバッテリーが0だったみたいな場面はなりにくく、残量が分かりやすくて嬉しい機能。
イヤホンは耳にはめる部分と、その下に棒が垂れ下がっています。
AirPodsと同じスタイル。うどんとか言われてたね昔。
イヤホン自体は、インナーイヤー型でAirPodsタイプに似たデザインになっており、音が出る部分はメッシュになっているのでゴミなどがイヤホン本体に侵入しないようになっています。
メーカー希望小売価格を高くするのは自由ですが、実際にこんな値段で売るわけがなく実売2,980円・・・・。
こーいうあからさまなのはダサいからやめたほうが・・・
スマホやパソコンとの接続方法
YUGOR K3をスマホやパソコンと接続したい場合の設定方法はめちゃくちゃ簡単です。
YUGOR K3にイヤホンを指した状態で、蓋を開くとスマホ側のBluetooth新規接続画面に「K3」と出てくるので押すだけで簡単に接続する事ができます。
一度ペアリングをすれば、次からはケースの蓋を開けるだけで自動的に接続されますよ!
YUGOR K3を他の機器に接続したい場合には、いま繋いでいるデバイスのBluetooth設定からK3を削除し、新しいデバイスでもう一回接続をすれば簡単に接続変更する事ができます。
YUGOR K3の音質は?
最初に言っておくと、私は音質に関してそこまで拘りがあるタイプではないので、よっぽど悪い音質以外は普通に違和感なく聞くことが出来ます。
今回のYOGOR K3の音質に関しては、普通に問題ないレベルと言っていいと思います。
音にうるさくない私でも、AirPods Proとかを聞いたときはすげー!と思いました。それを基準にするともちろん良い音とは言えませんが、普通に聞く分には満足できるレベルです。
そもそも音質に拘りがある人が2,980円のワイヤレスイヤホンを買うとは思えませんが、普通に音楽を聞けるワイヤレスイヤホンが欲しいという人には十分な音質だと思います。
バッテリーの持続時間
ワイヤレスイヤホンの音質はもちろん大切ですが、同じように重要なのがバッテリーの持続時間になります。
ケーブルが付いているイヤホンであれば充電の必要がありませんが、ワイヤレスイヤホンは充電が切れたら使うことが出来ないので、バッテリーの持ちはかなり重要。
実際にYUGOR K3のバッテリーが1充電でどのくらい持つのがテストしてみました!
公式には7時間再生となっていますが、実際に使ってみた時のバッテリー持ち時間は、3時間41分でした。
公式の半分の時間でしたが、これは音量や使い方によって左右されるので、しょうがない部分はあると思います。
そのあと、100%充電しておいたケースに入れて満タンまで充電したところ、イヤホンが満タンになるまで充電するとケースのバッテリーが83%という結果になりました。
単純計算で、3時間41分聞けるイヤホンをケースで5回以上は充電できる計算になるので、ケースが満タン状態であれば15時間以上は聞ける計算になります。
通勤や通学時に音楽を聞くような使い方であれば数日は普通に持つので、問題ないバッテリー容量ですね。
微妙なポイント
耳から外しても自動で音が止まる機能は付いていないので、イヤホンを止めるにはスマホで音楽を止めるかイヤホンをケースに入れる必要があります。
AirPodsとか、もう少し価格帯の高いワイヤレスイヤホンは耳から外れるとセンサーが付いていて自動で停止されます。
イヤホンをケースに入れても満タンにならない時があります。イヤホンが充電時はケースの画面が点滅して充電中と教えてくれるんですが、表示が消えたので使おうとしたら70%までしか充電されてない場合がありました。
もう一回ケースに戻したら100%まで充電できましたが、A型の私的にはきちんと100%してほしいな・・・というところです。
まぁ気分の問題で、70%だったとしても数時間聞けるから問題ないんだけどね・・・笑
TUGOR K3まとめ
音質は普通で、高級感があるデザインでもないですし、イヤホンの充電が100%にならない時があるなど、満足度100%というイヤホンではありませんが、満足度は高いです。
だって2,980円で買えるワイヤレスイヤホンだからね!
普通に音楽が聞けて、電話などの通話も問題なく出来て充電も満タンなら15時間以上持つワイヤレスイヤホンが2,980円なら、コスパは高いと思います。
特に音質は「あ・・粗悪品・・・音がめっちゃ悪い・・・」というレベルではないので、気軽な価格でワイヤレスイヤホンが欲しい人であれば、満足度は高いと思います。
ワイヤレスイヤホンを持ってないから使ってみたい人や、子供用だからとりあえず安いのでいいっていう人は、買う価値あると思います。
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