外で移動中など、電源がない場所でもスマホなどのガジェットを充電できるモバイルバッテリー。
沢山の人が1台くらいは持っていると思いますが、今回レビューするモバイルバッテリーは、通常持ち歩くようなタイプのものではなく、キャンプや災害時にも使える大容量63,200mAhのモバイルバッテリーになります。
・63,200mAhの大容量
・ソーラーパネル付きで、電源のない場所でも充電可能
・手回し発電機付きで災害などの緊急時にも安心
・typeC・Lightningケーブル・MicroUSB・USBの4種ケーブル内蔵
・方位磁石・ライトも搭載
バッテリー容量も山盛り、機能も山盛りで「モバイル」バッテリーと言っていいかギリギリなところだけど、持ち歩くことはできるからセーフ・・かな?笑
重くてデカイがスペックがすごい
そんなモバイルバッテリーと言って良いのかわからないDeliToo63,200mAh超大容量ソーラーモバイルバッテリーですが、ただ容量が大きいだけではなく、様々な機能が搭載されています。
バッテリー容量 | 63,200mAh |
内蔵ケーブル | typeC・Lightningケーブル・MicroUSB・USB |
最大出力 | 22.5W |
最大入力 | 18W typeC充電(9〜11時間) ソーラー(150時間) |
防水・防塵 | IP67 |
重量 | 1017.6g |
蓄電方法 | typeC・ソーラー・手回し発電 |
対応急速充電規格 | ・Quick charge3.0 ・SmartIC ・Apple2.4A ・USB PD ・Super charger ・Samsung AFC ・HUAWEI FCP |
ソーラー充電・手回し充電に対応したモバイルバッテリー!
このDeliToo63,200mAh超大容量ソーラーモバイルバッテリーは容量がめちゃくちゃ大きいという特長がありますが、それはほんの一部、このモバイルバッテリーの一番の売りは充電機能が多彩な点です。
表の部分がソーラーパネルになっているのがこのモバイルバッテリーの一番の特長で、通常のコンセントからの充電の他に太陽が出ていれば充電することが出来ます。
あとでソーラーパネルの検証も紹介するけど、普段から実用的に使えるというレベルではないけど非常時用と考えれば十分使える機能になっています。
更に、これも非常時に役立つ発電機能なのが、手回しでの充電に対応しているということです。
これも正直実用的とは言えませんが、緊急事態だと絶対にないよりもあった方が良い機能です。
そしてこれも緊急事態用に使えるコンパスも搭載!現代日本でコンパスが必要な場面というのは山登りでもしない限り思いつきませんが、万が一のことを考えるとあって悪い機能ではないですよね!
これは普通に実用的!ライト機能!
地震などの災害時には、発電所がストップして電気が使えない場面も出てきます。東日本大震災の時も電力が足りずに計画停電が行われましたが、そんなときにライトが付いているのは大きなメリットですよね。
内蔵ケーブルでなんでも充電
DeliToo63,200mAh超大容量ソーラーモバイルバッテリーには、typeCケーブル・Lightningケーブル・MicroUSBケーブルと3つの出力ケーブルが内蔵されています。
わざわざ別にケーブルを用意する必要はありません!
もちろん普通にケーブルをさして使うことも可能
PSE認証はきっちりと取得
提供でもらっといて言い方は悪いですが、こういう無名ブランドのモバイルバッテリーは、クオリティが低く発火したりするのが怖いというリスクもありますが、このモバイルバッテリーはきっちりとPSE認証も取得しています。
PSE認証は、日本政府が定める電気用品安全法のことで、安全基準を満たした電気製品にだけ表示することができます。
PSE認証があるから絶対安心!というわけじゃないけど、一定の信頼度はあるってこと!
っていうか、モバイルバッテリーは2019年2月以降PSEマークが必須になったから、もしPSEマークのないモバイルバッテリーが売ってたら買うのはやめましょう。
本体を満充電するのに何時間かかるかテスト
63,200mAhと大容量のモバイルバッテリーは本体を充電するのにも時間がかかります。DeliToo63,200mAh超大容量ソーラーモバイルバッテリーへの充電は最大で18W。何時間で満タンになるかテストしてみました。
出力ワット数がわかるケーブルを使って充電したところ、最大でも17Wになっていましたがこの状態で0%から満タンになるまでの時間を計測してみました。
ずっと17Wというわけではなく、満タンに近付くにつれて7W・・・3Wと入力が落ちてきましたが結果的に満タンになるまでの時間は10時間30分!
持ち歩くようなモバイルバッテリーとは違い、大容量なこともありますが結構時間がかかりました。
M1 MacBook Air(13,487mAh)を何回充電できるかテスト
スマホの充電が何回できるかテストしてみようと思いましたが、スマホのバッテリー容量は5,000mAh前後が一般的で、私が使っているPixel 7 Proも5,000mAhと、スマホでテストしたら1週間以上かかるので今回はノートパソコンでテストしてみました。
私が使っているMacBook Airは純正では30Wの充電器が付属されていますが、DeliToo63,200mAh超大容量ソーラーモバイルバッテリーは出力が18Wで、充電できるか不安でしたが普通に充電することが出来ました。
DeliToo63,200mAh超大容量ソーラーモバイルバッテリーが満タンの状態から私のMacBook Air(13,487mAh)が何回充電できるのかテストしてみました。
結果的にはDeliToo63,200mAh超大容量ソーラーモバイルバッテリーが満タンの状態でMacBook Airが2回と10%充電できました!
13,487mAhのMacBookAirが2回と10%充電出来たということは・・・単純計算で・・・。
約28,322mAh分の充電ができた計算になります。
このDeliToo63,200mAh超大容量ソーラーモバイルバッテリーに限らず、モバイルバッテリーは容量の60%程度充電できればオッケーなので、63,200mAhのうち28,322mAhだと半分も充電できていませんが、これは充電時の環境などによっても変化するので、MacBook Airが2回充電できればモバイルバッテリーとしては十分でしょう!?
手回し発電機能は使える?
DeliToo63,200mAh超大容量ソーラーモバイルバッテリーの目玉機能の1つでもあるのが、この手回し充電機能。災害時などに電源が使えない、更に天気も悪くてソーラー充電も出来ない。
そんな最悪な場面でも手回し充電があればスマホなどの充電をすることが出来ます。
テスト方法は、DeliToo63,200mAh超大容量ソーラーモバイルバッテリーがバッテリー切れの状態から10分間手回し充電を行い、スマホに何%充電できるかという方法。
10分間頑張って回したあとに、スマホを充電しようとしましたが1%どころか一瞬も充電出来ませんでした・・・。
Rakuten mini一瞬も反応せず・・・・
20分回せば行けたかかもしれないけど、一人だと10分間回すだけで結構きつい・・・笑
最初から期待はしていませんでしたが、実際にテストしてみても手回し10分程度では大した発電は出来ないので、実際に緊急事態時はかなり回さないと充電できなそうです。
手回し発電に関しては、おまけ程度に思っておいたほうが良いと思います。
ソーラー充電は1日どのくらいのバッテリーを蓄電できるのかテスト
手回し発電は、実用できるレベルの電気を稼ぐのに10分では意味がありませんでしたが、それよりも太陽の下に置いておくだけで充電できるソーラー充電の方が期待が大きい!
今は10月の中旬と夏に比べれば発電量が少ないと思いますが、午前9時から夕方の17時までの8時間でどのくらいの電気が発電できるかテストしてみました。
今回テストに使ったのはRakuten miniという小さいスマホ、バッテリー容量が1,212mAhと少ないスマホになりますが10%の状態から73%までの充電が出来ました。
単純計算で63%分充電できたから・・・1,212mAhの63%で・・・約763mAh分充電出来ました。
単純計算になりますが、このDeliToo63,200mAh超大容量ソーラーモバイルバッテリーが63,200mAhなので・・
え・・・82日間で満タン・・・?!
季節や天気にもよりますが、この大容量のモバイルバッテリーを10月中旬の太陽で充電しようとしたら82日間かかる計算になってしまいました・・・。
それでも1日763mAh発電出来たのであれば、ないよりは全然ましレベルなので、災害用としてはソーラー搭載なのは心強いですよね。
DeliToo63,200mAh超大容量ソーラーモバイルバッテリーまとめ
ということで、今回はDeliToo63,200mAh超大容量ソーラーモバイルバッテリーを紹介しました。
・typeCケーブル・Lightningケーブル・MicroUSBケーブルを内蔵
・MacBook Airを2回充電できる容量
・ソーラー・手回し・方位磁石・ライトと災害時に役立つ機能が盛りだくさん
このあたりの機能に惹かれる人は、1台持っていてもいいんじゃないかな?!
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